【被災地支援】「日本の伝統工芸『水引』で、自分だけのしおりを作ろう!」@熊本県益城町
みなさんこんにちは。
熊本県は益城町にやってまいりました!
緑豊かな大自然に囲まれ、空気や水がおいしく、笑顔と愛情に溢れた益城町。
2016年4月14日、16日に発生した熊本地震で2度とも震度7を観測し、甚大な被害を受けました。
今もまだその爪痕が残る街並みに心を傷めながら、益城町の子どもたちに笑顔を届けに参りました。
本日は、「日本の伝統工芸『水引』で、自分だけのしおりを作ろう!」のプログラムです。
水引が持つ奥深い意味や歴史を知り、人と人との結びつきを大切にする日本の心を学びます。
クイズを交えながら、水引やものづくりについて学んでいきます。
職人さんから、水糊を引いて作るので「水引」と言われるようになったと由来について教えていただきました。
水引は紙でできていることにもびっくりの様子です。
次は早速体験の時間です。
各テーブルに職人さんがついてくださり、「あわじ結び」という結び方を丁寧に教えてくれます。
各テーブルに職人さんがついてくださり、「あわじ結び」という結び方を丁寧に教えてくれます。
結び方をマスターしたところで、大切な人へお祝いの気持ちを伝えるためにしおりを作っていきます。
好きな色の水引を2本選びます。
あまりにたくさんの種類の水引にとても目がキラキラしていました。
あまりにたくさんの種類の水引にとても目がキラキラしていました。
選んだ2本の水引を結っていきます。
とても真剣な表情で取り組んでくれています。
最後に結った水引をしおりに仕上げます。
完成~!
次にプレゼントする人に向けてメッセージを書きます。
みんな思い思いのメッセージを綴っていました。
「弟が来年の春に小学校に入学するからそのお祝いにプレゼントするの!」
「お父さんがお仕事頑張ってくれてるから!」
「お母さんがいつもおいしいごはんを作ってくれるから!」
「仲良しなお友達に、いつも遊んでくれてありがとうって思いをこめたよ!」
心温まるメッセージの数々に会場の雰囲気も和みました。
プログラム終了と思いきや~?
唐澤さんが何かを持っています。
「なになにー!」
「はやく見せてー!」
”くまモン”の登場です!
なんとすべて水引で作られています!
大きな歓声が会場から沸き上がり、みんな大興奮の様子。
職人さんたちから益城町図書館の所長さんへ贈呈いたしました。
こちらは益城町図書館に飾られています。
みなさんぜひ益城町図書館へ足をお運びくださいませ!
ここで館長さんから、
「我々は今から復興復旧に向けて頑張っていきますので、みなさんのお力添えをよろしくお願いします。」
と、復興に対する思いをお伺いしました。
ここで、職人さんたちからのメッセージ。
一本のこの紙の紐から素敵なものが生まれます。
そこから様々なことを学ぶことができたかな?
これから先、外国に行ったときに日本にはこんな文化があるんだよと伝えてもらえればなと思います。
最後に、教えてくれた職人さんたちと今日作ったしおりと一緒に記念撮影!
お別れはハイタッチで!
人と人を結びつけるという意味を持った水引。
「また会おうね。」と言っている子どもの表情がとても印象的でした。
子どもたちに素敵な時間、水引ならではの学びを届けてくださった飯田水引プロジェクトの唐沢さま・渡邊さま・関島さま・井坪さま、そしてこの企画をご一緒させてくださったあんしん財団様、NPO法人 子育て応援おおきな木の皆様、益城町交流情報センターの皆様、本当にありがとうございました。水引のお蔭で子どもだけではなく親子のコミュニケーションの場ともなりました。
これからも微力ながら、熊本県益城町に私たちにできること、学びを届けていきたいと思います。
放課後NPOアフタースクール