親愛なる皆様

いつも応援いただきありがとうございます。
本部スタッフの佐藤です。

今年で放課後NPOが法人化して7年が経ちました。
この７年、ただひたすらに走ってまいりましたが、そこにはいつも暖かい声援を送ってくださる方々がいてたくさんのお力添えをいただいてきました。
そして隣を一緒に走る仲間が徐々に増えていき、
子どもたちにたくさんのパワーをもらいながらここまで来ることができました。
本当に、本当にありがとうございます。

2016年7月9日。
日頃の感謝を込めて、そして何より子どもたちに思いっきり楽しんでもらえるよう
７周年感謝デーを開催させていただきました。

1日限りの特別なアフタースクールが開校したのです。

あいにくの雨にも関わらず、開場時間には多くの方が足を運んでくださいました。
いよいよ、待ちに待った感謝デーが始まります。

オープニングでは私どものアドバイザリーボードでもありますManami Moritaさんに生演奏を披露いただきました。
一曲目は皆様ご存知の報道ステーションテーマ曲「I am」です。
会場全体が一気に素晴らしい音色に包まれます。

つづいて、今度は子どもたちも参加します。
手に打楽器を持って円になり、元気いっぱいに行進。体全体を使って音楽を感じます。
短時間にも関わらず、子どもたちを一瞬で引き込み、本当に素敵な時間にしてくださった
Manamiさん！ありがとうございます！!

オープニングが終わるとみんなで２階に移動します。
受付時に予約したワークショップに参加したり、子どもたちは好きなブースに駆け出していきます。
今回は〇〇大学と名付けたワークショップをたくさん作ってみました★

野出正和先生の「ものづくり大学」コロコロドミノ装置は予約殺到。
子どもたちの柔軟な発想でとっても楽しい装置がたくさんできました！

「達人大学」（永田金司先生）では、まっすぐによく飛ぶわりばし鉄砲を子どもたちが１から自分で作りました。
みんな自然と笑顔があふれます。
この日作ったわりばし鉄砲を子どもたちは大切に持って帰ってくれました。
しばらくはお家でいろんなものが倒れても大目にみてくださいね（笑）

今子どもたちに絶大な人気を誇るLaQ（「達人大学２」（浅川直樹先生））
集中してどんどん作品を生み出します。お父さんやお母さんも作品作りに没頭していました（笑）

「おやつ大学」はおいしくてキュートなアイシングクッキーづくりを本物のパティシエの萩原ちえ先生が教えてくれました。
もったいなくてなかなか食べられないね。

スイーツデコは身につけたくなるようなかわいいマカロンのストラップを作ります。（「おやつ大学２」阪本弥生先生）
まるで商品みたい！

「デジタル大学」（MIRAIZO先生）は、子どもたちが描いた魚の絵が同じ画面の中で一緒に泳ぐ
未来のプログラムです。幻想的な画面にみんなうっとりしたね。

子どもたちを盛り上げるのがとっても得意なジェイソンさんの「外国語大学」えいごでビンゴ！
こんなに楽しく学べたら英語が得意になっちゃうかもしれませんね。

「京大なぜなぜ大学」は、はじまりの学校a.schoolの岩田さんが先生になってくださった
家族対抗でできる「なぜ」探し！参加した家族の皆さんからとっても好評でした！

女の子はやっぱりおしゃれが大好き！
予想通り人気の「おしゃれ大学」ネイルアートは、お母さん（中にはお父さんも！）にも体験いただき、大好評でした。
参加した女の子の中には後日おばあちゃんに見せに行った子もいるほどお気に入りのかわいいネイル体験ができたようです。

５周年イベントの際にもお世話になったブルース・オズボーンさんによる「親子写真大学」を今年も開催。
工夫を凝らした撮影方法で、自然で愛情いっぱいの親子写真がズラリ。
離れたところからお父さんやお母さんに向かっていき、ぎゅっと抱きつく子どもたち、本当に嬉しそうでした。

現役東大生（東大奇術愛好会）によるマジックショーはまるで魔法みたいなマジックの数々に子どもも大人も目を丸くしました。
マジシャンって本当に憧れますよね。

東大チームは工学部の皆様がとっても面白くてわかりやすいサイエンスクイズコーナーを作ってくださいました。
みんなうっかり賢くなってしまいましたね。

「赤ちゃん大学」では、ドゥーラ協会の皆様が素敵な空間を作ってくださり、新海みわさんがとってもかわいいお昼寝アートを撮ってくださったり、パパやママの憩いの場となりました。
日頃のお悩みも相談できて愛情たっぷりの空間となりました。

大人だって癒されたい！そんな方には「癒し大学（篠原亮二さん、藤原由佳さん）」。
風水を真剣に聞き入るお父さん、お母さん。
いつもお疲れ様です。マッサージ、気持ちよかったですね！

会場の片隅で密かに行われていたブックチェンジ。感謝デー終了時にはラインナップが変わり、素敵な絵本が旅立ち、やってきました。
いただいた絵本はアフタースクールの子どもたちのもとに届けます！

この日会場に持ち込んだレゴとプラレールは、すべて応援してくださる皆様から寄付でいただいたものです。
たくさんのレゴ・プラレールに子どもたちは大興奮！どんどん繋げて広がっていくレール、家族で協力して作り上げるレゴ。本当に夢のような空間でした。
プラレールをコーディネートしてくださった早稲田大学鉄道研究会の皆さん、レゴをコーディネートしてくださった東工大レゴ研究会の皆さん、本当にありがとうございました！

今回、会場には見習いハンターが紛れていました。子どもたちはハンターを見つけてジャンケンに勝つとボールがもらえます。
箱いっぱいになるとすごいことが起きます！なんと宝物のありかを教えてもらえるのです。

子どもたちが宝箱を開けたのは何時だったと思いますか？
それは魔法のように、奇跡の瞬間でした。

ハンターと最後のジャンケンをし、宝箱を開けたのは・・


午後３時３３分。
子どもたちの時間です。
放課後NPOのロゴである時計がさす時間。

やっぱり放課後は子どもたちにとってゴールデンタイムなんです。

アフタースクールってこんなところです。
放課後の小学校に、地域で暮らすいろんな市民先生がやってきて、子どもたちに様々なことを教えてくれます。

子どもたちの好きなこと、得意なことを見つけるお手伝いをしています。

大好きな友達と思いっきり遊びます。
先生だって一緒に遊びます。
「今日学校でね、こんなことがあったんだよ！」をたくさんたくさんお家に持って帰ってほしい。

未来を生きる子どもたちにこれからもたくさんの素敵な贈り物ができますように。
七夕を少し過ぎた7月上旬、改めてそう決意しました。

まだまだ７歳。小学１年生になった放課後NPOアフタースクールを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします！