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アフター史上最高難易度のサプライズ!

こんにちは。本部スタッフの佐藤です!
放課後NPOアフタースクールが法人化して今年で7年が経過しました。
7歳といえば小学1年生になる年齢ですね。まだまだランドセル背負いたての若い団体です。

そんな私たちにとって、とても素敵な出来事が起こりました。
一緒に働く仲間に赤ちゃんができたのです。しかも団体で初めて産休を取得することになりました。

アフタースクール現場で働く渡辺さんは入職して3年目。
子どもが大好きで周囲からはとても頼りにされている素敵な女性です。

お腹が大きくなってきた今でも、毎日子どもたちと向き合い、
心からの愛情を持って一緒に笑い、時に叱りながら一人ひとりの成長を見守っています。

怒るとちょっぴり怖い渡辺先生ですが、子どもたちは先生のことが本当に大好きなのです。
先生に赤ちゃんができて、きっとソワソワしたり、ワクワクしたり、色んな気持ちが沸き起こったと思います。

そんな子どもたちから「渡辺先生のお祝いをしたい」という声が聞こえてきました。
本日は、6月17日(金)にトキワ松学園アフタースクールスタッフ総出で企画・決行されたとっても素敵なサプライズをご紹介したいと思います!

 

"もうすぐ産休に入る渡辺さんが安心してお休みに入れるようにしたい"

周囲のスタッフからの懇願で15時になるまではホールでふうせんを使って遊ぶ子どもたちと過ごすことになった渡辺さん。
私の役目は渡辺さんが15時までにアフターのお部屋に行こうとした場合、全力で止めることです。
その間にサプライズの準備が進められます。

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何も知らずにお腹より大きなふうせんを膨らます渡辺さん

ホールの入り口あたりで幾度も姿を消す渡辺さんに不審な動きで近づいて様子をうかがう私に
その場にいた子どもたちが耳打ちしてきます。
「先生にあのことを言いたいのをがまんしてる!」
そう、ホールにいる子どもたちも今回の仕掛け人なのです。
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ヒヤヒヤしながら過ごしましたが、なんとか約束の15時を迎え、みんなでお部屋に戻ります。

 

そして・・・

 

OPENING
大きな拍手に包まれた渡辺さん。
状況が飲み込めない渡辺さんに一緒に働く木林さんから「Mama to Be」と書かれた素敵なメダルがかけられます。

さらに、その場にいたみんなからの

「ママおめでとう!!!!」

children
笑顔が溢れる渡辺さんに子どもたちが近寄っていきます。
お腹を優しくなでて、「いい子だね」と話しかけます。
「ママ、おめでとう」
みんながずっと伝えたかった言葉です。

happy
サプライズはまだまだ続きます。

mama
子どもたちがもう一度「ママ、おめでとう!」と大きな声で伝えると、テーブルの上からあるものが登場。

cake
みんなで作った手作りのおむつケーキです!
おむつ一つひとつに、みんなからのメッセージがついています。

tear1
渡辺さんの目にたくさん涙が溢れます。
すかさずティッシュを持ってきてくれた女の子。さすが6年生です。

tear
そして、優しく頭を撫でてくれる男の子。
渡辺さんは号泣。
本当にあたたかい、幸せな時間でした。

 

そしてこの日は、渡辺さんが絵本の読み聞かせをする日です。直前に練習もしていた本を手に取ると、「今日はこっちをお願いします」と初めて見る本を渡されます。

《いのちは見えるよ》(作・及川和男)

またしても驚く渡辺さん。
この本は小学生の女の子エリちゃんのお隣に住む目の不自由な夫婦が妊娠し、
赤ちゃんが生まれる瞬間に偶然立ち会うことになったエリちゃんの成長物語です。
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渡辺さんのよく通る優しい声で読まれる物語に、子どもたちは時々笑いや感嘆の声をあげて
最後まで集中して聞いていました。
この本は、赤ちゃんができた渡辺さんへのみんなからのエールなのです。

そして最後にアフタースクール恒例の「いいね表彰」がおこなわれました。
1年生の男の子のこんないいねがありました。

渡辺さんが以前移動する教室の場所を間違えて伝えてしまった時、
「先生、まちがえてもいいんだよ」と言ってくれたそうです。
やってしまった!と思った時のさりげなくて優しいフォロー、本当にうれしいですよね。
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これから渡辺さんにとって初めてのお母さんとしての人生が始まります。
子どもたちも、スタッフのみんなも大切な渡辺さんをずっと応援しています。
お腹の赤ちゃんをみんなで大切に大切に育てていきたい、そんな思いを持って今回のサプライズは大成功を収めました。

最後に、おむつケーキに飾るのが間に合わなかった男の子が直接渡辺さんにお手紙を渡しました。
「かなしくても、げんきにおむつをかえてね」

最高のメッセージに思わず笑ってしまった渡辺さんは最後にこう語ってくれました。

「たくさんの子にいいこだねってなでてもらって、たくさんの元気な声を毎日子守唄にして、おなかの中の赤ちゃんは本当に幸せな気持ちでいるんだろうな〜と思います。
大きくなったら、こんなにたくさんの人に祝福されて、今のいのちがあるんだよってお話してあげたいなって思います。」

 

ママ、本当におめでとう!

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