【文化】似顔絵ふくわらい
アフタースクール33号です。
今日は東京都内の図書館で、似顔絵を描くプログラムです。
似顔絵を福笑いのようにして描くので「似顔絵ふくわらい」。
集まってくれたのは、地区の小学生10名と、付き添いのお母さん、お父さん7名。
今日の先生は、イラストレーターの川内久恵さん。
似顔絵やイラストのワークショップで活躍中で、
テレビで先生の描いた似顔絵が放送されたこともあるそうですよ。
さて、今日はどんな風にして似顔絵を描くのでしょうか。
この紙がみんなに配られました。
難しい漢字もあるので、先生が易しい言葉で説明します。
顔の輪郭を描いた台紙に、別の紙で作った目や口などの「パーツ」をのせて作るから、「福笑い」なんですね。
さあ、まずはステップ1で、自分の顔と隣の人の顔を見比べてみよう。
先生がみんなに問いかけます。
どこが違うかな?
いろんなところが違うね。みんな、世界に一つの顔だよ。
ほっぺに触ってみようか。
どんな感じ?
「ふっくらしている!」と子ども。
「つるつるしている!」という声も。
「すべすべしている。」これはお母さんの言葉。自分と比べたのかな?
顔を見比べた後、先生がみんなに聞きます。
「自分の顔を描きたいですか?他の人の顔を描きたいですか?」
「自分の顔を描く人は鏡を貸してあげますから手をあげてください。」
ほとんどの子どもが手をあげました。
まずは台紙に顔の輪郭、頭、耳を描きます。
ここで先生がみんなにアドヴァイス。
「顔は丸いかな、四角かな。よ〜く見ようね。」
「耳の大きさがポイントだよ。」
そして、一番大事なアドヴァイス。
「絵を描くのが上手な人より、よく見て描く人の方が似るよ。」
そして次は、目、鼻、口、眉です。
バラバラに描いて、色を塗ります。
いくつも描いてみることができるのでいいですね。
ちょっと配置を変えただけで、顔の感じが随分変わることを先生から教わります。
出来上がったら、透明封筒に入れ、マスキングテープで飾ります。
どの似顔絵も個性にあふれています。
みんな違ってみんないい。
ここでは紹介できませんが、お母さん、お父さんが描いた我が子の絵は、
どれも愛情がこもっていて、とても素敵でした。
きょう、自分の似顔絵を描いた子どもたちはどんなことを感じたのでしょうか。
きっと、今までよりもっと自分のことが好きになったに違いありません。
そして、一緒に来て、我が子の似顔絵を描いたお母さんやお父さんは、
今までより、もっともっと我が子のことを好きになったに違いありません。
イラストレーターの川内久恵先生、楽しく素敵なプログラムをありがとうございました。
そして、企画や準備をしてくださった図書館のスタッフの方々、大変お世話になり、ありがとうございました。
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