【放課後NPOの遠足】~春日部地下神殿へ行こう!~(2015/08/03)
こんにちは。
7月10日の「放課後NPOの遠足~農家体験@三鷹」に引き続き、今回は「放課後NPOの遠足~春日部地下神殿~」を実施しました。
「地下神殿ってなんだ?」と不思議に思われた方もいらっしゃいますよね。
施設の正式名称は「首都圏外郭放水路」。
洪水対策のために作られた大規模な施設で、その大きな空間が荘厳で神秘的、まるで地下神殿のようなのです。
さて、それでは、当日の様子を振り返っていきましょう!
まずは、開催日の1週間前に配布済みの「遠足のしおり」を広げて、事前学習ページのクイズの答え合わせから。
「地下神殿には、どれくらいの水が入ると思う?みんなの小学校にある25mプール何杯分だと思う?」
なんと、、、2000杯近くの水が入ります。
大きすぎて、想像すらできないですよね。
また、地下神殿は、その壮大さから戦隊シリーズやドラマなどのロケ地としても活用されています。
子どもたちがよく見ている船体シリーズをヒントに、考えてもらいました。
正解は・・・仮面ライダー鎧武。
やっぱり、子どもは好きなものへの反応がいいですね。
みんなで、「おお~~!」と関心した声が上がりました。
※写真は、過去作品の「魔法戦隊マジレンジャー」の撮影風景です♪
簡単なクイズで地下神殿に興味を持ってもらったところで、施設見学会のスタート!!
まずは、アニメ形式で洪水の起こる仕組みとその対策を見ました。
みんな食いつくように見ていました。
その後は、模型を使いながら、洪水を処理する様子の実演です。
首都圏外郭放水路には、4つの立抗があります。
この立抗に増水した川の水を流しいれます。
そして、少しずつ2つ目、3つ目、4つ目へと流しながら、より大きな川へと流しいれていく仕組みになっています。
模型では、この様子がしっかりわかるようになっていました。
さて、仕組みがわかったところで、実際に地下神殿に行ってみよう!
入り口は外にあるので、みんなで暑さ対策をして、出発!!!
入り口は、少し離れたところにあります。
ここから、階段を116段下りていきます。
6階建てのビルと同じ高さだけ地下にもぐります。
階段の様子は、安全のため撮影付加となっていたので、残念ながら写真はありません。
階段を降りていくと少しずつ空気がひんやりとしてきます。
みんな口々に「涼しい~」の言葉が、放水路なので、湿度は90%ほど。
しっとりひんやり、洞窟に入ったようです。
無事、地下神殿内部に到着。
ひんやりしっとりした体感、差し込む光、壮大さ。とっても神秘的な場所です。
普段は、湿度が高すぎて靄(もや)がかかっているそう。
こんなにおくまで見通せる日は、本当に少ないとか。
ここでも、係員の方から説明がありました。
およそ10mくらいの高さまで水が入ってくるそうです。
おぼれちゃいますね・・・。
そして、横にある大きな穴が立抗です。
つまり、立抗で一旦貯めた川の水が手前の貯水槽に入ってくることになります。
水が入ってくる様子は、きっとナイアガラの滝みたいにすごいかもしれません。
さて、説明の後はみんなで記念撮影♪
柱がいかに大きいかが分かると思います。
その後は、自由に見学・撮影タイム♪
子どもたちもさることながら、大人のみなさまもはしゃいでいました。
上空から差し込む日の光が幻想的で、みなさんここで写真撮影していました♪
楽しんだ後は、116段の階段を上る試練が待ち受けています。
みんな、暑い外に出るのが嫌で、「ずっとここにいたい」と言っている子もちらほらいましたね。
暑い中、遅刻もせずお集まりいただいて、ありがとうございました!
ぜひ、この体験から防災について関心を持ってくれたらいいですね。
それでは、また「放課後NPOの遠足」でお会いしましょう!
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