【表現】GOOD DESIGN PROJECT〜はじめてのデザイン〜 Supported by 日本ウイリング 第1回「デザイナーになろう!」feat.永井一史 HAKUHODO DESIGN
こんばんは。
アフタースクール88号です。
本日、放課後NPOアフタースクールにとって待望の待望のプログラムを実施して参りました!
私どもと名刺交換をして頂いた方の多くの方に、
『え?なんでグッドデザイン受賞してるの?』と聞かれる事があります。
都度、自慢気に、鼻高々に、
「私どもの取り組みをグッドデザインだと、審査員の方におっしゃって頂き、
2年連続受賞させて頂いたんです。」
その方はとても有名なデザイナーさんなんですが、この受賞のお祝いに、
さらに団体ロゴまでご提供いただいたんです。
お気づきの方も多いでしょう。そうです。
それがHAKUHODO DESIGN代表取締役/クリエイティブディレクター、永井一史さんなのです。
永井さんと、グッドデザインさんと、その頃からお付き合いさせて頂くようになり、
いつか市民先生に、いつか市民先生にとタイミングを伺ってはや6年。
ようやくその夢が叶ったのが、本日のプログラム『デザイナーになろう!』でした。
前置きがだいぶ長くなってしまいました。
プログラムのテーマは、
『2020年、東京に世界中からたくさんの人がやってくる!
世界にじまんできる『わが街』の宣伝ポスターを作ろう!』。
参加者みなさんの街にある、自慢出来るところを写真におさめてもらい、
どんなふうにこの良さを伝えたいか、事前に考えてきてもらいました。
きれいなところ、人が集まるところ、とてもほっとするところ・・・沢山の想いをもって、
子どもたちがやってきました。
最初にそんな話を振り返ってからは、早速デザイン業界の一線で働く方からのお話があります。
まずはグッドデザインの事務局の市民先生から、良いデザインってなんだろう?
グッドデザインはそんな事をみんなでいつも考えています。というお話。
このマークはみんな『見た事あるー!』との事でした。さすがですね。
その後はいよいよ、永井さんをはじめとする、HAKUHODO DESIGNチームの登場です!
とてもわかりやすく、デザインってなんだろう?を説明してくださいました。
子どもたちもやはり一流のプロフェッショナルを肌で感じとり、
しっかりと聞き入ります。
本物のデザイナーさんが『例えば・・・』とただの町の写真をデコったポスター例をみせると、
子どもたちも目を輝かせます。
オレの写真もできるかな。。。。
たくさんの話をこどもたちはしっかりと聞いていました。
いよいよ気持ちも高ぶって、もう手を動かしたい!というところでスタートです!
でも、まずは自分が何を伝えたいのか、そこを写真とワークシートを見直しながら考えます。
『ここが大好きなんだけど・・・』
永井さんも子どもたちの話に耳を傾けます。
『オレ、ここが大好きなんだ。でもどう話すのか・・・むずかしいなあ。』
難しいと感じても問いかける事で、子どもたちも考えがまとまってきます。
まとまってきたところで、構図を考える作業に入ります。
はさみを使って大好きな所を切り出したり、
『もっとこの橋を大きく見せたい』
いろいろ構図を考えます。
傍らに話を聞いてくれる超一級のディレクター、デザイナー、コピーライターさんを携えながら。
なんとぜいたくな!!!
ヒントを与えすぎる事なく、うまく導いてくださるHAKUHODO DESIGNのみなさんに、
子どもたちもどんどん集中し、熱気を帯びています。
少ししたところで休憩を・・・・という間もなく、熱くデザインを進める子どもたち。
すごいです。
すこし構図のイメージが出てきたところで、
『伝えたいことはなんだっけ?そのイメージに立ち返り、キャッチコピーも考えよう』
子どもたちはひらめいたり、少しいいアイデアが出たときに、
話かけると真剣に答えてくれるプロの皆さんに対して、
少し憧れもまじった感じで、全幅の信頼を置くようになりました。
ほめてもらえると心から喜びます。
誰一人として集中力をきらす事なく、あっという間に時間がすぎて行きます。
そんな中、すこしずつ作品が出来上がってきました!!
ご覧ください!どれもオリジナリティに溢れた、かなりの力作です!
そしていよいよ制作時間終了!・・・全員作り上げる事ができました!!
会場全体に向けて、自分の作品について発表しました。
とても個性豊かな作品たちです。
最後に永井さんを筆頭にプロデザイナーチームに講評を頂きました。
『いろんな事を考えてくれていたと思う。デザインをする事の楽しさを感じてもらえたら嬉しい』
『みんなの気持ちのこもった作品が出来上がって、私たちもとても嬉しい』
『どんどん進めて行くパワー、そして前向きな皆さんの姿勢が素晴らしかった』
子どもたちに嬉しい言葉をかけてくださいました。
そして最後に
『みなさんも今日からデザイナーです!!』
と、とっても嬉しいお言葉が!!!
ぜひみなさん今日の輝かしい第一歩を胸に、頑張って『HAKUHODO DESIGNに欲しい!』と、
いってもらえるような素敵なデザイナーになってください!
皆さんもう目をつけられているかも知れません!
最後はみんながつくった作品と先生と一緒に記念撮影。
こうしてみても本当に素晴らしい作品がそろいました。
この子どもたちの発想豊かにデザインされたポスターは、
この後、HAKUHODO DESIGNの手によって、大きなポスターに仕上げられます。
子どもたちはその想いとアイデアを綿密に伝えるアイデアシートをもって、
HAKUHODO DESIGNにポスターを発注した。
そんな風に言っても良いのかもしれません。
出来上がったポスターは近日、都内にて展示がされる予定となっております。
また展示会が決まり次第、HPでお知らせ致しますので、
是非みなさん、子どもたちの作品を観に来てくださいね!
今回のプログラムには永井一史さんをはじめとする、HAKUHODO DESIGNのみなさん、
グッドデザイン事務局の日本デザイン振興会のみなさんに多大なご協力を頂き、
実現致しました。本当にありがとうございます。
みなさんの本当にプロフェッショナルな企画作り、進行、立ち居振る舞いは、
私も多大に勉強をさせて頂きました。重ねて御礼申し上げます。
ぜひまた子どもたちにデザインを伝えるプログラムをご一緒させてください!
追記:
前置きが長くなってしまいましたので、こちらにさらに追記させて頂きますが、
今回のプログラムはじつは私どもを応援頂いている『アドバイザリーボード』による、
市民先生プログラムの第1弾でもありました。
アドバイザリーボードはこちらから
https://npoafterschool.org/about/director-advisor/
とても個性的なみなさんに、ぜひ一度プログラムを!とお願いしているところでありますので、
今後も是非楽しみにしていてくださいね!アドバイザリーボードの皆様、
どうぞよろしくお願い致します!