【被災地支援】復興アントレプレナー~小売店の起業に挑戦!~大槌・釜石編第3回
2014.03.15
こんばんは。
アフタースクール5号です。
本日、「復興アントレプレナー」第3回を実施してまいりました。
この企画はおらが大槌夢広場さんとご一緒に、
釜石と大槌の高校生24名を対象にして実施している起業家体験。
第1回に起業とは何かを学び、
第2回に商品の仕入れを学び、今回が最終準備。
(第1回はこちら)
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-6f18.html
(第2回はこちら)
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-d9bf.html
本日はこの企画を支援してくださっているバークレイズさんより、
6名ものサポーターが来てくださいました。
そして最終準備の今回は3つのことで締めくくりました。
・POPづくり
・商品の仕入れ
・収支計画書完成
そのまえに、昨年末に仙台でアスイクさんとご一緒した際の
ショートムービーを鑑賞し、
開催イメージを膨らませました。
まずはPOPづくりから。
基本的な看板作成には、ブラックボードを使用。
白、赤、ピンク、緑などのポスカを使用して、チーム名やおすすめ商品などを記載。 ![]()
値札作成に関しても悩む悩む。![]()
何色の紙を使おうか、絵を描こうか、文字を書こうか、何を描こうか(書こうか)、
一生懸命悩む高校生たち。
POPに正解もありません。
自信を持って思う存分思いを込めて作ってほしい。
そんな風に思いながら進めていきました。![]()
POP事例などを参考にしながら自分たちで工夫をして作成しました。
普段は特に考えもせずに見逃しているPOP。
無意識に魅力を伝えられているのだとしたら、
よいものができればきっと売上にもつながるはずです。
看板も紙を工夫して切って貼付けるチームも。
それから、チーム内のメンバーが分かれて、
自分たちが売りたい商品を求めに商品の仕入れにも。
お店の方も、高校生の相談を快く受けてくださいました。
ミサンガやかもめのたまごなど、
実際に各商品を扱う製造元にも訪れました。
かもめのたまごに関しては大船渡まで移動。片道1時間。
おらが大槌夢広場さんのサポートがあり、vividな仕入れが実現しました。
最後に収支計画書の完成。
4チーム中1チームがすべての仕入れを完了させたため、
仕入合計、出店料(今回も出店料がかかります)を支出、
売上合計を収入とし、計算をしてみました。
計算、実に鮮やかです。
今回参加してくれた高校生のなかで、
普段から簿記などをやっている子もいたため、
電卓の打つスピード、尊敬ものでした。。。 ![]()
「支出が33,320円、出店料が5,280円、一方で収入が45,000円のため、合計で6,400円の利益が出る計算です」
今回はおらが大槌夢広場さんが、
あらゆるつながりのなかで仕入れをしてくださったため、
非常に安く仕入れることができた商品もあります。
例えばあるチームが扱う南部鉄器のキャンドルスタンド。
通常は3,000円程度する商品を、約半分の値で仕入れることができました。
最後に本日のPOP大賞を、バークレイズさんより贈呈。
「チーム名も素敵だし、それに込められた思いがとてもよく伝わってくる」
どのチームの高校生も、
今回の出店に対しては強い思いを込めています。
「岩手に来てほしい。岩手のよさを知ってほしい。釜石の素敵なものを伝えたい」
そんな思いが溢れる最終回でした。
バークレイズの皆様、ありがとうございました!
そして最終回、3/22(土)10時から14時、赤坂アークヒルズにて出店 !
「岩手の釜石・大槌から高校生がやってきました。
岩手県の美味しいもの、よいもの、たくさんあります。」
ぜひ足をお運びくださいませ。
一同心よりお待ち申し上げております。