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【学び】おもしろ日本語クイズ!で日本語の豊かさに触れる

こんにちは。アフタースクール36号です。

先日横浜市内の小学校にて日本語のプログラムを行いました!
なんと!このプログラムは放課後NPOアフタースクールのボランティアメンバーが市民先生となって行われるものなのです。
講師は元日本語教師の石原勝年さんこと「かつじい」で、参加した子どもは25名です。
最初はご挨拶。日本語のプログラムらしく、かつじいの名前の紹介からです。
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知っている漢字はあるかな?というかつじいの問いかけに元気よく答えます。
そしてまずは歌を聴くことに。なんの歌かな?
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「いもくって ぶっ
くりくって ぼっ」
流れてきたのは谷川俊太郎さんの「おならうた」です。
「なにこれ?」「え~」「ははっ」とこどもたちはこらえきれず笑っています。
おならうたが終わったら、かつじいからきょうは「擬音語」について学ぶことを聞きます。
「みんなのおならの音ってどんな音かな?
じぶんのおならの音を書いてみよう。」
というかつじいの問いかけに、いやだ~といいながらも楽しそうに考えます。
ある女の子は「すー」男の子は紙いっぱいの大きな字で「ブッ!」
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おなら一つでも個性が光ります。
次にかつじいからぎおんごクイズが出されます。
ブタの絵を見せて、どんな声でなくかな?
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「ぶーぶー」
「おいんく、おいんく」
と国によって鳴き声も違うんだよ、というお話も聞きました。
つづけて「擬態語」の話です。
この壁はざらざらしているね。この「ざらざら」が擬態語だよ。
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かつじいの分かりやすい説明を子どもたちは真剣にききます。
「擬音語と擬態語、あわせて『オノマトペ』というんだよ。」
「オノマトペ」響きの可愛さで子どもたちはしっかり覚えてくれました。
擬音語を聞いて、何の音かあてるクイズもチャレンジしました。
「ひゅーひゅーはなんの音?」というクイズに「おばけ!」という声も。
子どもたちの豊かな想像力では、一つの擬音語でも色んなものの音に感じられます。
最後に、みんなが思いつくだけの「笑い」のオノマトペを付箋に書き出すクイズを行いました。
いちばんたくさん思いついたグループが勝ち!というかつじいの言葉に一気にやる気まんまんに!
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「にやにや」「けらけら」「うふふ」「あはは」「いひひ」
いろんな笑いがあります。
これは男の人の笑い声かな、これは女の子だ、おじいさんかな?
と想像力豊かに、一生懸命考えます。
タイムアップ!でいくつでたか数えます。
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1位になったグループは、40個以上も出せました!
プログラムが終わったあと、オリジナルのオノマトペうたを作ってくれた子もいました。
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いろんなオノマトペを組み合わせてくれました!このうたをよむだけで色んな動物やものが思い浮かびますね!
最後に子どもたちは「いろんな日本語を教えてもらって楽しかった!」
「おならの音、お友達におしえてあげたい!」
といった感想をあげてくれて、しっかり日本語の「オノマトペ」の楽しさに触れられたようでした。

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