【学び】アルビオンさんとハンドクリーム作りでしっとり!
アフタースクール35号です。
本日2月最後の水曜日の放課後は、恒例のアルビオンさんによる
ハンドクリーム作り実験講座です。
世田谷区の小学校にて、1・2年生の男女半々ずつ約20名が参加しました。
アルビオンさんからは研究員さん含め9名の方が来て下さいました。
4班に分かれ、
各班につきアルビオンの研究員さんが1名ついての、
1時間15分の講座です。
プログラムは例年と同様です。
1、株式会社アルビオンの紹介
2、水と油の融合
3、魔法の薬の登場
4、凝固剤と香料を混ぜて、ハンドクリームの完成
5、質疑応答・感想
講座の準備中から理科室の前には興味津々な子どもたちが集まり、
待ち切れずに理科室の席に駆け込みます。
メイン講師はお馴染みの小平先生です。
椅子から飛び出しそうなパワフルな子どもたちを、大きな手振りと
声かけでまとめて下さっていました。
まずは子どもたちへの質問でウォーミングアップ。
「水はどこにあるかな?」「油はどこにあるかな?」に
落ち着いたトーンで「体の中」と先生もうならせる回答もあり、
またスーパーの店名が並ぶ面白い回答の一幕も。
それでは実験スタート!
AとBのどちらが水と油なのか、まずはチェック。
普段から親しんでいる水と油もビーカーの中に入ると違ったものに
見えて、みんな真剣です。
「ベタベタする~」
「AとBを混ぜて下さい」にぐるぐるとかき混ぜますが、「混ざらない!」と子どもたち。
そこへCのビーカーを注ぐと、あら不思議!混ざりました。
「白くなった!」と、よりぐるぐるとかき混ぜ続けています。
講師の皆様と子どもたちも、笑顔で和やかに混ざり合ってきました!
界面活性剤による水と油の乳化です。
小平先生がはしゃぐ子どもたちを引きつけながら黒板で説明をします。
落ち着いて準備ができた所で、いよいよ魔法の薬の投入です!
DとEのビーカーの秘密の薬を混ぜると「いい香り~」と女の子達は香りに敏感な様子。
書き込みプリントにも女の子達は「レモンのいいにおいがした」と
記入する子が多数。
みんなきらきらした瞳でハンドクリームを混ぜ続けています。
できたばかりのハンドクリームを手に塗り「しっとり~」「すべすべ!」
とコマーシャルの様な感嘆の声があちこちで。
そして、
作ったばかりのハンドクリームを顕微鏡でチェックします。
「粒々がいっぱい!」順番に並んで真剣にのぞき込みます。
「今見ているのは何?」と確認すると「?」な子や、静止している
物質のはずが「動いていた!」と自分を表すような感想の子も。
最後までパワフルな男の子ばかり6名チームはズボンを膝まで
まくり上げて、脚にも入念に塗りこんでいます!
女の子チームは静かにプリントに感想を記入しています。
質疑応答も最後までにぎやかでした。
みんなのはじける笑顔の内に講座は終了しました!
さらに講座には参加しなかったのですが、できたハンドクリームを付けたくて、
理科室に10名位の女の子達が最後にやってきました!
何名か子どもたちがアルビオンさんに講座開催のお手紙を実験中に
書いてくれていた様で!、アルビオンの皆様が講座のお開きの後に
感激した様子で読み上げられていました。
子どもたちありがとうね!
アルビオンさん、丁寧な実験講座をありがとうございました。
またの講座開催を期待しております!