【音楽】トーンチャイムで音楽の変奏を体験!
今日は、赤坂・青山子ども中高生共育事業にて、
先日に引き続いて、港区3校目の
サントリーホールさんによる音楽の変奏を体験する講座を実施しました。
講師はお馴染み味府美香さんで、今日は4年生2クラスを2回に分けて実施ということで、
それぞれ27名、30名、合わせて60名ほどが参加しました。
流れとしては、下記のような感じです。
1.手拍子回しで音を聴く体験
2.トーンチャイムでテーマ「かえるのうた」の演奏
3.ベースの音やかざりつけを加えて変奏
4.それぞれの音を白鍵から黒鍵に変えて変奏
こちらの学校では、一人とばしの手拍子回しが特別早い!
と味府さんが驚くところから講座はスタートしました。
そして、いろいろな音が加わっていく変奏の様子を
人の変奏に合わせて
「ベースの音を加える」→「靴を履く」
「飾りの音を加える」→「ジャケットを着る」
「おまけの音を入れる」→「カツラをつける」
などユニークに表現して伝えていました。
トーンチャイムを白鍵から黒鍵に変えたときには、
「ちょっと怖くなるんじゃない?」
「♯(シャープ)になるんじゃない?」
と予想していた子どもたち、
実際は・・・?
「暗くなった!」
「お葬式みたい・・・」
「除夜の鐘みたい」と
予想と当たった子も、みんなおもしろい表現で
自分の感じた音楽を表していました。
そうして、どんどんどんどん元々のテーマ「かえるのうた」が変奏していき、
原型がよくわからなくなってきたところで、テーマをもう一度確認し、
いかにテーマが変わったのか改めて感じることが出来ました。
その後、音をよく聴くちからをつけるため、
目を閉じて、鳴らした音が消えたと思ったら目を開けて!というゲームにも挑戦。
鳴らされた音は一つなのに、目を開けるタイミングはみんなバラバラ。
私が音が消えたと思ってもずーっと閉じている子もいたりしました。
最後に味府先生から一言。
3月2日(土)にサントリーホールさんから演奏家が来ます。
今日体験した音楽の変奏を思い出して、
プロにより演奏された曲の中で
音楽がどのように変奏しているのか、たくさん変奏を見つけてください。
味府先生、12月から3校も来て頂きありがとうございました!
次回は、またサントリーホール室内楽アカデミーのみなさんが登場です。