【表現】世界にたったひとつのマスコットをつくろう!
アフタースクール3号です。
皆さん、雪の影響は大丈夫だったでしょうか?
本日は、世田谷区の小学校にてそんな寒~い冬に最適な、
羊毛ふわふわマスコットづくりに挑戦です。
市民先生はお馴染み、造形教室 工房なあるのいなずみくみこさんです。
はじめに、羊毛フェルトの原料であるヒツジについてお話いただきました。
ヒツジをはじめ、ヤギ、アルパカ、いろいろな動物がいて、
いろいろな毛の種類がありますね。
ヒツジは毛がある時は丸々としていますが、毛を刈ると…
子どもたちには犬ヤギに見えるそうです。
肌に近い場所に生えている方がほわほわしていて、外側の方がごわごわしています。
みんなの身近にあるものでヒツジの毛で出来ているものは?
「毛糸!、コート!、ふとん!マフラー!セーター!!」
などなど、どんどん出てきます。
私たちの生活は、それだけヒツジのお世話になっているということですね。
さらに、ヒツジやヤギ、牛やアルパカなどの草食動物は、
広い草原でもすぐに敵が見つけられるように、
瞳孔が横になっていることも習いました。
さぁ、そんなヒツジさんの毛を使い、今日はオリジナルマスコットづくりに挑戦です。
たくさんある羊毛から、各自好きな色を選び、自由にデコレーションしていきます。
そして必須アイテムは、ガチャガチャで出てくる丸いプラスチックケースです。
まずは先生からレクチャーです。
ガチャガチャケースに半分くらい入る量の羊毛を入れ、石鹸水に浸し
ケースの蓋を締めてシェイクします!
普通の水だと羊毛がうまく丸まらないのですが、石鹸水につけるとあら不思議。
羊毛同士がうまくひっかかり、きれいな丸ができあがります。
ガチャガチャケースを一生懸命振って、その後手で丸めることがポイントです。
さっそくやってみましょう。
羊毛が絡まりやすくなるように、1.5cm程度にカットし、
それをほわほわになるように手でほぐします。
ほぐして羊毛をガチャガチャケースの透明部分に入れ、石鹸水に浸します。
そして、蓋をしてシェイク!
よく振って中を取り出すと・・・
「あー丸くなった!マリモみたい!!」と歓声が。
きれいな丸の出来上がりです!
羊毛の量で、大きさを調整できます。
取り出した羊毛は適度に水を絞り、さらに手のひらでかたちを整えます。
ここでよくクルクルしておけば、乾いたときにしっかりした丸が出来上がります。
単色ではなく、数色の羊毛を混ぜて、オリジナルな作品の予感です。
「芸術は爆発だー!」という発言も。
白とピンク、白と水色、など、マーブルの色合いも人気でした。
大きさも、色合いも自由なので、
一人ひとりまったく違う丸が出来上がります。
丸が出来上がったら、今度はデコレーションしていきます。
たくさんのフェルトの中から好きな色を選び、好きなかたちに切り、
布用ボンドで貼っていきます。
目だまをつけたり、ストラップ紐をつけたり、
とにかく自由に、それぞれのマスコットづくりに熱中です。
左はバレンタインチョコをイメージ、右は三色団子だそうです。
そして、こんな大作も完成!
ドラえもんです!文字もしっかりフェルトで表現されています。お見事!
もとは羊毛ですが、性質をいかして自分で考えたオリジナル作品を
つくることができました。
見本に頼らず、型にはまることなく自分の頭で考えることが
素敵な作品を生むコツかもしれません。
羊毛だけでなく、毛糸でも同じようにつくることができるそうです。
身近にある着なくなったセーターや手袋、マフラーなんかも、
かわいいマスコットに変身させてみてはいかがでしょうか?
次回もお楽しみに ^^