【音楽】才能の芽を育てる体験学習~廃品打楽器なんでも琴づくり~
こんにちは!
14号です。
今回は、
世田谷区教育委員会主催の「才能の芽を育てる体験学習」の1つとして、
小4-小6を対象にした「廃品打楽器ワークショップ」を実施してまいりました。
先生は、TICOBOのお二人、ゴミティとテルテルです!
本日は、お二人のパフォーマンスを見たあと、
なんと!「琴づくり」に挑戦です!
それでは、さっそくTICOBOさんの登場です。
太鼓を叩いて登場です。
実は、この太鼓、
大きな方は、元々キムチが入っていた箱、
小さな方は、飲食店によく使われている調味料を入れたり、食器を洗うときに使う箱です!
どんなものでも有効活用できるのですね、
音は普通の太鼓同様素敵でした!
そして、次は、これから子どもたちが挑戦する
「琴づくり」と「曲づくり」のお手本披露です。
鉄をにぎって音の長さを調節したり、
二人で会話するように演奏したり、
相手に答えて、会話がヒートアップして怒ってみたり!と
二人の会話が愉快に聞こえてきます。
これを見たら、もう子どもたちも早く作りたくてしょうがありません。
さっそく、琴づくりスタートです!!
土台はなんと、魚屋さんによくある「トロ箱」。
ちゃんと、魚の臭さも消して、無臭です。
これを土台に、まずは音をより響かせるために
スポンジテープを貼ります。
その上に、集めた鉄やパイプ、木材をのせて
自分で楽器を作っていきます!
(廃品集めにご協力いただいた方、本当にありがとうございました!)
材料選びも真剣です。
やはり、自由に作るのは楽しい様子!
ちなみにバチは・・・
ハンガーです!先っぽにビー玉をつけてならします。
音を鳴らして、自分の好きな楽器をつくっていきます。
なんとなくですが、男の子には「鉄」が人気で、
女の子には「木材」と工夫楽器がよく見られました。
なかには、もっと高い音!いや、低い音がほしい!
ということで木材をのこぎりで好きな長さに切ってみる子も!
こだわりですね~~
こちらは、テルテルさんが音のチェックをしてくれています。
この子は、3本の木をのこぎりブースに持ってきて
この木をこの長さで、こっちはもっと短く切りたい!と言って、
少しだけ切ったら、テルテルさんが音を調べてくれて、
「どっちの側面を上にするか変えるだけでも音が違うんだよね~」と!
そして、結局全部の木材を切らずとも
テルテルさんのアドバイスの元、自分の好きな音作りができたようです!
それぞれの楽器ができたところで、二人一組に分かれて
曲作りをしていきます!
こちらの二人は、木材や鉄以外に紙コップや輪ゴムを使って
音の響きに変化を出しています!
これには、ほかの子どもたちも「楽器を工夫してる!」と興味津々でした。
さて、こちらのチームは、
かなり真剣です。
プロですね。二人で知らぬ間にどんどんどんどん曲ができてきます。
曲名はずばり!
「チームワークだそうです」!
最後は、発表会!
初めてであった子もいる中、数十分で曲を完成させみんな素敵に発表です。
こちらのチームは、曲名が
「サバイバル」!かっこいいですね。
曲を聴いてみると、本当に曲名の合ったワイルドな様子が伝わってきます。
ほかの子どもたちも、発表する子達の曲に聞き入っている様子。
こちらは、姉妹の発表!
一番、楽器を工夫していた二人、
ビヨよーんと響く輪ゴムの音が絶妙です。
今回は、発表を聞いた子達がみんな
発表チームに対して感想シートを書いてプレゼントしました。
あっという間の2時間でしたが、濃~い時間でした。
なんといっても子どもたちの作り上げたもののレベルが高い!
各地でワークショップをしてらっしゃるTICOBOのお二人も
「今回はかなりレベルが高かった!」と
褒めてくださいました。
参加した子どもたちの中からは
「来年もやりますかー?やってください!」という声も!
TICOBOさん、
そして、廃品集めに協力してくださったみなさん、
本当にありがとうございました!