【学び】お店を作ろう!商店と銀行を知る!@南三陸
こんにちは!14号です。
今回は南三陸で「疑似商店」のプログラムです。
先生は
バークレイズのみなさんと
慶應義塾大学梅津光弘研究会の学生さんたちです。
流れはこのような感じです。
1、交流会
日本語や英語でお互いの名前を覚えます!
2、物々交換ゲーム
3、疑似商店
4、銀行って何?
学生の皆さんが丁寧に用意・準備してくださりついに本番を迎えました!
では、さっそく交流会からスタートです!
まずはお互いに自己紹介をします。
でもその中に「BEN」「NICK」「MARC」??
英語しかしゃべれない外人さんもいて、子どもたちも困惑!
でも少し経つと「What your name?」とこどもの声が聞こえてくるように!
少しずつ慣れて、覚えてきたようです。
そして、名前を覚えたかどうかのクイズ大会!
さっきは覚えていたはずなのに?・・・
外人さんたちの名前がなかなか出てきませんでしたー
でも中には頑張って英語で聞こうとしている子も!
この様子だと、次回は全問正解いけるかもしれません!
次は物々交換です。
グループのメンバーそれぞれにりんごやバナナなどの果物カードと指令カードが配られます。
指令カードにはそれぞれ「バナナをGETせよ!」「りんごをGETせよ!」などと
別の目標物が描かれています。
カードを交換してよいのは1回きり! さっそくスタートです!
ちなみに最初は騒がしかった子どもたちがこのへんから
驚くほどの集中力を見せ始めます!
「やったできた!」と案外スムーズにできるグループがあれば、
「んー」とできる人とできなかった人で別れてしまったグループも。。
そこで登場するのが「お金」です。
今までお互いに求めるものがなければうまく交換できなかったけれど、
お金を使えば、相手の物を買える!
そのスムーズさに子どもたちも「へぇー」と!言って
楽しくなっちゃって「お金」を使ってりんごカードを3枚も集めちゃう子も!
先生方が「お金があると欲しいものが手に入りやすいね!お金は重要だね」と教えてくれました。
つづいて、いよいよ今回のメインイベント
「お店を作ろう(疑似商店)」に挑戦です!
放課後NPOで普段行っている「子どもだがしや」と違って
今回は「銀行」との関わりも学びます!
商品を仕入れる元手のない子どもたちは
銀行でお金を借りて何でも屋にて商品を買います。
今回の商品はお花、ということで
さっそくきれいに並べています。
気合を入れてはっぴを着て、
どうしたら売れるか作戦会議です!
そしてさっそく販売スタート!
前半と後半に時間を区切り、間で中間発表です。
・商品が低価格な方で買う
・素敵なレイアウト、キレイな店舗の物を買う などなど
前半はいろんな”条件付き”のお客さんがいて
中間発表では、、、
商店街でお店を営む少年のチームが勝利!
商品の価格を安く抑えたことが勝利の決め手でしょう!
ちなみに中間発表で負けたこちらの
お店のレイアウトも華やかで、看板もこってます!
こちらは何でも屋さん。
ここから子どもたちは商品を仕入れていきました。
終わり際は商品が売り切れて、何度もここへ来る子どもたちが!
そして最終発表では大逆転!
さっき負けたチームが勝利!
こちらの少年たちは、今回来た当初は
言葉遣いもわるかったのがとても丁寧な接客をしており、
その変化、その丁寧さが勝利の大逆転を生みました!
疑似商店の最後はお金を借りた銀行に
利子つきでお金を返して終わりです。
せっかくなので、銀行についてももっと詳しく学びます!
この時点で、子どもたちの集中力、人の話を聞く力がぐーんとアップしていたことにまず驚きです!
紙芝居を通して、「預金」と「貯金」の違いを学び、
銀行に預ける意味も理解しちゃう子どもたち。
今回のプログラムは学びと楽しさが盛りだくさんのものとなりました。
最後の子どもたちの別れ際の手の振り方を見てもその様子がうかがえます。
最後はおうちへと帰っていく子どもたちをみんなでお見送り。
来てくれてありがとう!また来てね!
慶応大学の皆さん、バークレイズの皆さん、
南三陸まで来ていただき、子どもたちにとっておもしろく、
また大人側からみても子どもたちの変化が顕著に表れたような
有意義なプログラムを考えて実施していただき本当にありがとうございました。
この疑似商店プログラムは今後も実施していき、
復興市での出店を目標にはたまた東京での販売を目標に
活動していきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。