【音楽】クラシック音楽で遊ぼう!(小4~中2)
こんにちは。14号です。
今回は赤坂・青山子ども中高生共育事業において、
1月から続いている連続講座「クラシック音楽であそぼう」を開催しました。
講師は前回同様
サントリーホールさんと味府さん。
そして、サントリーホール室内楽アカデミーの内田さん、小林さん、今井さん
導入はアイスブレイクで、リズム遊びです。
高学年以上でかつ、前回参加者が多数ということもあってみんな容量がいいです。
手拍子回しや手と足を使った3拍子のリズムまねっこをしましたが、
3拍子のリズムまねっこは意外と難しく、
大人がやった動きをそのままリズムに合わせてやるだけなのですが、
みんな苦戦して、ハニカミながらやっていました。
しばらくすると輪の中心に木琴が!
今度は実際に楽器を使って自由なメロディーづくりです。
一つの音を一定のリズムでたたくメトロノームの存在をする大ボスがいて
その横で3拍子のリズムを決められた音のみで刻む子ボスがいて
その2つの音にのせて自由にメロディーを作っていきます。
みんな即興です!
これは、中学生でもなかなかない体験で、
難しいけど、楽しい!
という声がたくさん聞こえてきました。
そして、これから自分たちで本格的に音楽づくり!
の前に、プロの演奏家さんたちの即興音楽をこんなに間近で見せていただきました!
演奏が始まるや否や会場の雰囲気が一変!
やはりプロの演奏にはどんどんどんどん引き込まれていくような魅力があります。
そんなプロの見本を見せていただいた直後に
グループに分かれて音楽づくりです。
素晴らしい演奏を見た後なので、より一層気合が入ります。
今回は中学生チーム2つと小学生チーム1つ!
それぞれのチームに演奏家さんや味府さんがはいり、
子どもたちの音楽を盛り上げたり、アドバイスをくれたりしました。
また子どもたちの中には自分で楽器を持ってきている子もいて、
その楽器でプロの方々と一緒に演奏できるという貴重な機会が!
これは、自分が吹奏楽をやっている子どもだったら
最高にうれしい幸せなひと時だと思います。
しかも、こちらのチームは贅沢にもチェロとバイオリンの方
両方とのコラボが実現しておりました。
こちらは小学生チーム
男の子が初めてピアノにさわり、演奏できてかなり嬉しそうに
「音楽って楽しいな~」と言っていました。
音楽づくりは本当にチームごとに違いましたが、
小学生チームを例に挙げると
ベースとなる音を作る木琴役が2人いて、
その上で同時に演奏家さんのピアノがスパイス的にはいります。
それらの音にのせて最初は男の子がソロ
次のソロを女の子
とそれぞれのメロディーを引き立たせた後、
最後に全員でセッションする
という音楽をみんなで話し合ってつくりました。
もともとの曲や楽譜があって初めて演奏したり、歌ったりというのが
音楽のたいていの入り口です。
しかし、今回はベースが何もない状態から
自分たちで音楽を作り出すという学校ではできない体験をできたと言って
多くの子が本当に良かったと言ってくれました。
今回、作られた音楽は次回25日に低学年の子たちと一緒に
地域の人々に発表します。
数十分で仕上がった今回の音楽を1週間寝かせると
果たしてどうなるか・・・
小学生チームでは1週間はイメトレ、練習しようね!と話していました。
みなさま、25日の発表会をお楽しみに!