【文化】明治記念館で神前結婚式に参列
こんばんは。14号です。
今回は、「赤坂・青山子ども中高生共育事業」にて歴史のプログラムを実施しました!
港区にある明治記念館にて
「明治の歴史にタイムスリップ」!ということで、
明治時代から続く由緒ある神前結婚式に参列し、
明治記念館見学を含めた明治の歴史の学習を行いました。
参加者は港区の小学校高学年14名とその保護者の方々!
内容は以下ように進んでいきました。
1、神前結婚式に参列
2、明治記念館見学・説明
3、明治記念館の方による説明(パワポを用いて)
4、明治の歴史のおはなし(日野さんより)
5、明治記念館の方によるお話
少しの説明を終え、早速この扉を通り、神前結婚式の場へ!
結婚式中の写真は、シャッター音で雰囲気を壊さないように配慮したため
ありませんが、大変品格のあるものでした。
流れとしては
一、おはらい
二、誓盃の儀(三三九度の盃)
三、指輪の交換
四、誓詞奏上(新郎新婦が誓詞を奏上します)
新郎が誓詞を読み上げ、新婦は最後に名前だけ読みます。
五、玉串拝礼
参列者のみなさんも新郎新婦に合わせて拝礼します。
六、寿の舞
(神学の演奏に合わせて巫女さんが舞います)
七、お鈴の儀
八、親族盃の儀(親族固めの盃)
新郎新婦の両家が、親族となる「固めの盃」の儀式です。
参列の方がにも、祝意を込めて一緒に乾杯させていただきます。
九、斎主挨拶
どれも静粛に行われ、いい意味での緊張感が会場を包んでいました。
子どもたちの中には参加しながらもメモをとる子達もいました。
直後に男の子に感想を聞いてみると
「僕はここで結婚したい!」と断言していました。
その後、1000坪の庭園の見学に向かいます。
中庭は広く、さらに都会にあるにもかかわらず
360°見回しても電線も建物もなにもありません。
という説明をするとみなさん
「おー!」と驚きながら一回転して周りを見回していました。
また、明治憲法草案審議の御前会議が行われたこちらの建物。
外観は和だけど、中は洋風という
まさに明治時代に西洋文化が入ってきて和と洋が混ざり合っていった時代を
表すような建物と説明に一同、感心しているようでした。
こちらは明治記念館本館の玄関です。
歴史を感じるその佇まいをみなさん真剣に見つめています。
その後の説明は、明治記念館の笹本様がしてくださいました。
明治の歴史を作り上げた有名人
「伊藤博文」の話も
「1000円札になって人だよ」とわかりやすく説明
歴史の専門家である日野さんにも少しお話をいただき
少しレベルの高い歴史のお話もお伺いしました。
そういえば、休憩時間の時、結婚式でいただいたお菓子を
早速開けて羊羹を食べている子どもたちの中に
羊羹と共に入っていた説明の用紙を真剣に見つめている子もいました。
最後にまた、笹本様より和魂洋才のある明治記念館について
スライドを用いて教えていただき、明治時代より洋風のものが入ってきて
現在の世の中のように和のものと洋のものが共存している姿を
明治記念館にて感じられました。
最後には私たちも驚きの
毎時記念館限定のキューピーを子どもたちにプレゼントしてくださいました!
私も欲しかったですが、残念ながらお子様限定!!
全体を通して、天皇に関係する事柄が多かったことから、
敬語の難易度が高く、説明も難しいと思うところがあったかと思いますが、
子どもたちからはこのような意見をもらいました。
「このプログラムをやったことを学校のみんなに教えたい」
「やっぱり日本は素晴らしい」
まだ、明治時代など歴史について詳しく学んでいない
子どもたちの参加ではありましたが、
予習として、また日本文化の貴重な体験として、
わずかにでも心に残るものになったのではと思います。
準備に大変ご協力をいただきました明治記念館のみなさま
本当にありがとうございました。