【表現】折り紙でスイーツをつくろう
こんにちは、3号です。
先週に引き続き世田谷区某小学校にて、
身近なもので工作をつくろう!の折り紙スイーツ編をお届けします。
講師はおなじみイシカワマリコ先生です。
自称メルヘン担当としては、今回の企画も非常に興味深い3号です。
参加者は1~3年生の16名。
前回のお弁当がいたく気に入った様子で、
今回のスイーツづくりもみんなやる気満々です。
お弁当と同様、材料はティッシュや折り紙、セロハンテープにマジック、
はさみという、たいていどこのご家庭でもあるものです。
折り紙の取り扱いには慣れた様子で、さっそく作品づくりに取りかかります。
まずは、茶色の折り紙とペットボトルのキャップを使い、
甘~いあるものをつくります。
茶色といえば、さて、何でしょう。
続いて、必殺アイテム「ティッシュ」の登場です。
スイーツには欠かせない、重要な役どころです。
2枚重ねのティッシュを1枚に分離し、それを半分にちぎります。
それを"こより"をつくるように、ネジネジします。
さらに、かたつむりの背中の殻のように、まーるくすると!
じゃじゃん!チョコの上に生クリームがトッピングされました~。
星やお花の切り紙で自由にデコレーションもしました。
さぁ、エンジンがかかってきました!
この調子でメインのケーキを作ります。
お弁当作りで鍛えた腕前が発揮されます。
四角いかたちができたら、まわりにスポンジ色の黄色い折り紙を貼っていきます。
続いてケーキのデコレーションに突入です。
ケーキの土台は同じかたち、同じ色ですが、
上のデコレーションは十人十色、ここから個性が発揮されます。
さまざまな色の折り紙の中から、自分だけの色を選びます。
どれにしよう~と迷うかな?と思いきや、意外と好きな色が決まっている様子。
このように、好きな色を貼り、上にデコレーションをしていきます。
これは、何味?と聞くと、「コーラ味!」とのこと(*^-^)
何て斬新な発想!
他には水色で「ソーダ味!」とか、緑で「メロン味!」など、
子どもならではの意見が飛び交います。
自分色のケーキに、思い思いのデコレーションを施していきます。
先ほどの必殺ティッシュで、クリームを飾っていきます。
クリームの量、位置でまったく違ったケーキになっていきます。
さらに、手持ちのバスケットをつくり、ケーキとチョコをのせました。
ケーキの横断面に文字を書いたり、切り紙でデコレーションしたりなど、
同じ材料なのに、みんな違った素敵なケーキが完成しました。
パティシエさんもびっくりな、かわいいケーキたちです。
プログラム中、子どもたちは集中力を切らすことなく根気よく取り組んでいました。
他のお菓子もつくりたい!マカロンはどうやってつくるの??
と、やればやるほどもっともっと作りたくなってきたようです。
お弁当のおかずをもっと増やすぞ!という子も。
身近な道具だけで、こんなにかわいいものを創り出すことができるのですね。
僭越ながら、子どもたちの楽しい姿に創作意欲を掻き立てられ、
3号も一緒にケーキを作成して
しまいました。
本物のケーキは作れませんが、折り紙ケーキは上手くできたような!?
折り紙を使うと本物だと出せないような鮮やかな色合いや、
面白い組み合わせができるから新鮮です。
折り紙がキレイに貼れない、クリームが均一な量にならない、など
気にする子もいました。
しかし、かたちも少し不格好なくらいが味があって素敵です。
これぞ手作りの醍醐味ですね。
子どもたちはまだまだ創作意欲満々な様子。
イシカワ先生と、「次はお寿司なんてどうでしょう?」なんて話も出ました。
丸い寿司桶に子どもたちがつくったにぎりをのせたら…
おいしそうですね!
次回をお楽しみ。