【学び】南極大陸の不思議
こんにちは、2号です!
本日は、、、なんと南極大陸についてのプログラムです。
アフタースクールのスタッフの中で最近やりたい!やりたい!
との声が多い、待望の「地球と宇宙」のジャンルとなります。
先生は、6回も南極に行ったことがあるという、
国立極地研究所の伊村智先生です。
まずは南極の位置と大きさについて、説明です。
驚くのは氷の厚さ。
富士山をしのぐ4000Mもの暑さがあるそうです。
それから寒さ。
少し見にくいですが、夏は-40℃、冬は-70℃にもなるそう。
まつげが凍ってしまい、目が開かなくなることも。
一部の子どもは、「・・・。行きたくな~い。」
ちなみに、北極より南極のほうが寒いそうです。
北極はせいぜい-20℃くらい。
みなさん知っていました?
理由は、海。海の中は0℃以下にならないので、
海に囲まれている北極の方が温かいそう。
南極は大きな大陸なので寒いのですね。
こんなに不思議な太陽や、
(コチラは夏です。空気がキレイなので太陽も光り輝いているそうです。)
ちなみにペンギンはなぜ、背中が黒く、お腹が白いのか
ご存知ですか?
ヒントは「何かから身を守るため」です。
一方、右上のアザラシはまだ赤ちゃんです。
なぜこんなに無防備で寝ていられるのか。
食べられちゃいそうですが・・・?
なんと、南極は寒すぎてアザラシを食べる外敵がいないそうです。
だから大丈夫なんですね。
ちなみに人間も風邪をひかないそうですよ。
さて、みなさんもご存知のとおり、地球温暖化で南極の氷が
溶けています。
極地研の方々は氷の様子をいつもチェックしているそうです。
ちなみに南極の氷がすべて溶けた場合、いまより60M海の水面
が上がるそうです!! 学校が水没です!
そしてみんなにサプライズ!
なんと南極の氷が登場!一同大興奮です。
早速南極の氷を水に浮かべると、プチプチと氷がとける音が!
なんとなんと、氷に閉じこめられていた、約5万年前の空気が出てくる音でした。
まさに「空気の化石」です。
この空気を調べることで、昔の気温や二酸化炭素のことがわかり、
地球温暖化の調査・研究、いわば地球の過去と未来を調べているそうです。
最後に、先生より南極に行く方法を教えていただきました。
そのうちの1つ、南極観測隊員。
南極で過ごす上で、必要な専門家(プロ)の方々がたくさん!
そう、その道のプロになれば南極にいけるのです。
南極という、あまりに日常とは離れたところなので、子ども達は興味深々でした。
さて、将来この中から南極に行く人は出てくるのでしょうか…?