【学び】帰って来たアルビオン!
こんばんは。
アフタースクール5号です。
金木犀の香りがする季節になりましたね。
さて、本日は高級化粧品を扱う
アルビオンさんとのプログラム!
昨年に引き続き大好評のプログラムが、
今年も帰ってまいりました。
講師の皆様は、
社会貢献と化粧品研究の方々合わせて9名。
皆様白衣を着てくださり、
教室の理科室が研究所に大変身いたしました!!!
タイトルは「ハンドクリームで科学しよう!」
午前中に低学年、午後に高学年を対象に、
ずらりと揃った子どもたち。
まず初めに、
アルビオンさんの企業のご説明をしていただきます。
子どもたちは化粧品というと販売員をイメージしますが、
その他化粧品を研究する人、化粧品をつくる人、
今回のようなプログラムを行い社会に貢献する人など、
実に様々。
では早速実験開始。
本日はアルビオン監修の特製ハンドクリームをつくります。
机に並べられた6つのビーカーと一本のスポイト。
これらがハンドクリームの原料となります。
「ではAとBを混ぜてみましょう!!」
とメイン講師の小平先生の声で、
一斉にみんなが動き始めます。
昨年に引き続き、小平先生がリードをしてくださいます。
笑いを交えながら楽しく進む実験。
さあ、AとBは混ざるでしょうか!
「混ざらない!」と子どもたちからの大声。
この2つは水と油で、
2つは通常混ざりあうことはありません。
そこで現れたCのビーカー。
これをそっと先ほどのビーカーに注ぐと・・・
あら不思議!
「あれ!白くなった!」との声が!
混ぜれば混ぜるほど色が白くなっていきます。
「牛乳みたい」とある子が発言しておりましたが、
実は牛乳もそのようです!
後で先生方が説明してくださいましたが、
実は牛乳も水と油が混ざったものなのだそう。
さて、子どもたちは魔法のクスリに興味津々。
最後の質問タイムで、
「界面活性剤」と小平先生黒板に書き、
「○を水、にょろにょろが油とすると、
界面活性剤は両方を持っているので、
2つをつないでくれるのです。
つまり、○とにょろにょろが界面活性剤なんです。」
そう説明してくださいました。
一見難しい内容ですが、
非常にシンプルにわかりやすく説明してくださいます。
それから謎のD、Eの液体を混ぜ、
そこに先ほどの液体と混ぜるとハンドクリームが完成です!
DとEは残念ながら秘密だそう。
そう言われるとなんだか知りたくなりますね。
つくったハンドクリームを、
子どもたち、ひたすら腕や脚に塗りたくっております!!
それから、
ハンドクリームを顕微鏡でチェックしてみました!
水の中に対象様々の丸い粒の油が点在しております!
行列に並ぶ子ども研究者。
最後はつくったハンドクリームを塗って、
お肌の水分と油分を専用の機器で計ってみます!
塗る前に50くらいだったが、
ハンドクリームを塗ってみると100を超える数値が!!
油分も同様にハンドクリームの効果が目に見えて分かります!
あっという間に実験が終了。
最後に質問タイムを設けたところ、
謎の液体C、D、Eに関する質問がございました。
”なぜそうなるのか”を探求するきっかけになるのが理科実験のよさ。
自分から生まれた”なぜ”を最終的には、
”これこれこういうこと”と相手に説明できるようになれば、
アルビオンの一人前の社員さんになれるかもしれません。
また私も、
界面活性剤に負けないほどの、
市民と子どもたちを上手につなぐコーディネーターと
なるべく今後も奮闘いたします。
昨年に引き続き、
プログラムをご一緒させていただいたアルビオンさん。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!