【学び】夢のJR・鉄道プログラム第1回
こんにちは。
14号です。
今回ついに、JRさんとの夢のプログラムが実現しました!
事前学習として3コマ、
車掌さんの仕事やダイヤ、信号機のひみつなどを学び、
最後には実際にJRの社員の方が研修を行っている横浜の訓練センターで、
プロの駅員・車掌体験を行います!
本日はその記念すべき第1回が横浜の小学校で行われました!
テーマは「時刻表のひみつ」です。
講師は実際にJRの訓練センター(JR東日本横浜総合訓練センター)で
業界の方に指導をされている西村さんです。
参加者は17名。3,4年生を中心に5,6年生も数人参加してくれました。
始まる前から教室に入ってきた男の子が2人!
早い! と思ったら彼らは鉄道と乗り物のスペシャリスト。
一人の子は自ら考案した宇宙船や宇宙ターミナルの図を見せてくれました。
彼らはこの後のプログラムをすごく楽しみにしていて、
もう片方の子はこのプログラムに参加するためにわざわざはまっこに登録したほどです!
そのように子どもたちが期待いっぱいワクワクの状態でプログラムが始まりました。
最初は少し真面目に歴史から。
何事も、今あるものは歴史があるから、大事ですね。
日本では1872年に初めて鉄道ができたのですが、世界最初の鉄道を作った
英国では線路の幅は1435mm
日本の線路の幅は1067mm
なぜこんなにも差がでたのか・・・?
それは、当時の専門家が
「日本は小さくて狭い国だから」
と言ったのに起源があるそうで、その理由にはみんな声をだして驚いていました。
また「車は急には停まれない」
ということばをよく耳にしますが、電車ももちろん同様です。
西村さんが「電車はどのくらいで停まるでしょう?」
と聞くと、みんな思い思いに発言!
なんとその答えがみんな結構現実的で、ニヤピンです。
正解は
最高速度で走っている場合、在来線(普通の電車)が600m
新幹線はなんと4km
でした。
さすがにみんな新幹線の停止距離には驚きです。
「この電車はなにで動いてる?」「ディーゼルエンジンは何で動く?」
という質問にもみんな手が挙がります。
「燃料!」
「石油!」と的確な答え!
みんなよく知っています。それだけ多くの子が興味を持ちやすいトピックなんですね!
その後、運転士になるための試験の合格条件である
・停車時刻は決められた時刻の5秒以内
・停止位置は前後2メートル以内
などの裏事情にも皆興味津々でした。
そして、みんなで時刻表作りに挑戦です!
なぜ電車は時間通りに来るのか。
時間間隔40分ほどの便数の少ない時刻表に挑戦です。
みんな真剣に考えています。
今回プレゼントされた定規をさっそく使いながら
すらすらと書いていく子もいました。
この日は、特別ゲストで、
元かぐや姫の山田パンダさんも来てくださいました!
童心に帰ったパンダさん、
子どもたちと一緒にダイヤ作りに挑戦します!
今回みんなが描いたのは単線で便数も少ないので
見やすくなっていますが、
実際の時刻表は記号も入って本当に細かい!
両手を使っても広げきれないくらい大きな本物の時刻表も見せてくれました。
また、今回は第1回目ですが
第4回目に訓練センター(下写真)で実際に運転を体験する予定です。
その体験する運転席はこれと同じだよと西村さんが写真で示すと、
それを聞いた一番前の男の子は
「ヤッター」と小さな声で喜び、目をキラキラさせていました。
それからいろんな電車のことも教わりました。
今日は1時間半、休憩なしで行いましたが
子どもたちの集中力には驚くばかりです。
普段の授業は45分でそわそわしてしまう子もいるようですが、
今日はその倍の時間、ずっと電車の話題に興味をひかれて
みんな講師の西村さんの話をよく聞いていました。
最後には出席カードに参加の印としてシールを貼ってもらいました。
こちらはシールを貼る前の出席カードです!
鉄道大好きな男の子は西村さんにたくさん質問をした後、
スキップで教室を後にしました!
子どもたちを虜にする夢のJRプログラム。
次回は来週です!お楽しみに!