【学び】アルビオンさんと作るハンドクリーム
2010.11.30
こんばんは。
アフタースクール5号です。
本日は赤坂の児童館にて
アルビオンさんと一緒に
ハンドクリーム作りを行ってまいりました。
アルビオンさんといえば
言わずと知れた高級化粧品を扱う会社。
そんな化粧品のスペシャリストが教える
ハンドクリーム作りでございます。
本日はアルビオンさんから
計6名の先生がいらしてくださいました。
参加してくれたのは
小学1年生から3年生の子どもたち。
部屋に入ってくるやいなや、
早速子どもたち、テーブルの上に置かれた
さまざまなビーカーに興味津々。
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「早くハンドクリーム作りたい!」と
早くもうずうずしております。
まず初めは会社のご説明から。
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そして早速ハンドクリーム作りに入ります。
テーブルの上のA,B,C,Dなどと書かれた謎のビーカーの中から、
AとBをピックアップし、2つを混ぜ合わせます。
「これはどちらかが水でどちらかが油。
どっちが水でどっちが油かわかりますか?」
と小平先生が説明すると、
手に付けたりにおいを嗅いだり。
五感をフル活用して
「泡があるからこっち水!」
「透明だからこっちが油!」と水と油を瞬時に判別。
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鋭い観察力でございます。
しかし水と油、
一生懸命かき混ぜるのですが・・・
「混ざりましたか??」
「混ざらない!」
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水と油、2つを混ぜ合わせるのですが、
やはり水と油、2つは混ざることはありません。
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(こちらは参加した子が自分で作ったワークシート。
水と油が混ざらない、という予想が的中しております!)
そこで登場するのがCの液体。
「アルコールでしょこれ!」と
においに敏感な子が早速指摘。
「さあそれはどうかな??」と小平先生。
これを投入すると、あら不思議。
あれほどまでに分離していた水と油が
あっという間に混ざってしまいます♪
ビーカーの中をじっくりと観察中♪
上から見たり、
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横から見たり、
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「ドレッシングと同じ!」とこれまた鋭い意見が。
普段から周りのものをよく観察しているのですね。
残りのDとEの液体を混ぜ合わせた後、
水と油が混ざった先ほどの液体を混ぜ合わせると・・・
こんな感じに♪
柑橘系のにおいがする液体をスポイトでたらすと、
ついにハンドクリームが完成いたします!
小平先生が、
どうして水と油が混ざったのかを説明してくださいます。
(詳細はこちらをご覧ください
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-c2c7.html)
作ったハンドクリームを腕がべちょべちょになるまで
ひらすら塗りたくる子。
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塗りたくった腕と何もつけない腕で、
水分量と油分を専用機で測ってみます!
「やりたい人!」
「はーい!」と全員が挙手♪
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ハイテクなマシーンの登場に「おーー」と歓声が上がります。
測ってみると、
例えば
”水分170→280””油分53→94”など、
圧倒的にハンドクリームを付けた腕が
水分、油分ともに上回っておりました!
恐るべしハンドクリーム。
その後はハンドクリームを顕微鏡で観察。
水と油が混ざっている様子を観察。
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理科実験の素敵なところは、
どうしてそうなるのだろう?と疑問が生まれやすいこと。
なぜ?どうして?を追求していくこと、
それが考える力につながるのでしょう。
アルビオンの皆様、
本当にありがとうございました!