【衣】東京ソワールさんとデザイナー体験
こんばんは。
5号です。
本日は世田谷区の小学校にて、
ファッションのプログラムを行ってまいりました!
本日のプログラム名は、
「デザイナー体験!」
先生はフォーマルウェアを専門とする
東京ソワールの伊藤さん、松木さん、斉藤さん。
参加してくれたのは12名の男の子女の子。
そのうち女の子が8割。
ファッションに興味を持つのは
やはり女の子が多い様です。
子どもたちに、
「デザイナーってなんだか知ってますか?」と冒頭で尋ねると、
「服や靴をデザインする人」と答えてくれたように、
”デザイナー”と聞くと、
子どもたちもなんとなくお仕事をイメージできる模様。
それでは早速スタート!!
まずは、
フォーマルウェアの先端をいく、
東京ソワールさんの会社を説明していただき、
それから服ができるまでを簡単に説明。
「まずはパリコレから始まり、
そこからテレビやネット、雑誌など
あらゆるメディアから色や生地、服のカタチなどの流行を取り入れます」
その後、
「流行から分かったことを実際の服の企画に落としていき、
サンプルを作ります」
「サンプルを経た後、修正をかけて最後に商品が完成。
店頭に並びます」
我々が目にするのはお店に並べられたこうした洋服のみ。
しかし実際に服ができるまで、
いろんな工程を経てやっと店頭に並ぶのです。
そうした流れを説明した後、
「今日はマップ作りと呼ばれる工程をみんなでやってみます」
と説明。
マップとは、自分の中にある服のアイデアを集め、そこから厳選し、
最終的に服のカタチを提案する1枚の紙のこと。
このように、
雑誌の切り抜きや実際の生地の切れ端などが集まり、
アイデア帳やネタ帳に似ております。
子どもたちは先生の説明の後、
前にずらりと並んだ雑誌から好きな服やアクセサリー等を切り取ります。
ここで大切なのは”いつの服なのか””誰に着てもらいたいか”など、
服を作る目的・対象をしっかりイメージすること。
みんなに「誰に着てもらいたい服を作る?」と聞いてみると、
大半の子は「自分の!」とはにかみます。
やっぱり自分が着たい服をプロデュースしたい様子。
こんな風に雑誌から服を切り取り、
そして画用紙の上に集めます。
男の子も2名参加してくれました!
女の子に負けず洋服選びに夢中。こちらの子は洋服に限らず、
お茶碗やその他生活雑貨など、様々なものをマップに貼付けておりました。
雑誌から好きな洋服を自由に切り取るのは非常に楽しい様子♪
ずらりと並べられた雑誌から、
洋服やアクセサリーを選ぶのに本当に一生懸命!
雑誌からある程度服やアクセサリー等を切り取ったら、
今後はその服の生地を決めます。
これまた前にずらりと並んだ生地から、
つるつるがいいのか、キラキラがいいのか等、
自分のイメージする生地を選択。
自分の考える服のイメージを、より明確にするための工程。
目で見て、手で触りながら、
「つるつるがいいかな?」「これかわいい!」と、
生地選びにも力が入ります♪
五感をフル活用して生地選びを楽しんでおります!
生地を決めたら、
最後にマネキンの絵に切り取ったものや色鉛筆で服を着せます!
この作業もみんなにとってみれば
塗り絵のような感覚。
出来上がったら先生に見てもらいます。
こちらの子のマップには、
「優しい色使いの服が並んでいますね」と先生。
こちらの子のマップには、
「ポップな服が好きなんですね」と先生がコメント。
こちらの子のマップは、非常にきれいに整理されたマップ。
やっぱり
「自分で着たい服」がテーマ♪
その他こちら多種多様なマップが完成!
それぞれの子の個性がしっかりと表現されております!
最後に先生から、
「今日のようにマップ作りを家に帰ってもぜひやってみてください」。
帰る際には、
「もっとやりたかった!」
「将来デザイナーになりたい!」と
嬉しそうに言ってくれた子もおりました♪
最後に感想を聞いたところ、
「いろんなことができて楽しかった」と言ってくれたように、
本日のプログラムは、
雑誌から素材を選ぶ、はさみで切る、色鉛筆で塗る等、
子どもたちが大好きな要素がたくさんつまっておりました!
また、
マップ作りはまさにアイデア帳。
自分のなかにあるアイデアを実際の服というカタチにするために、
頭のなかを整理し、そして想いが溢れているもの。
しかし、
普段はまったくわからない、
こうした服ができるまでの工程を体験することで、
買い物のときや着替えるときにでも今回の経験を思い出し、
普段当たり前のように着ている服に対して
いつもと少し違った感情を抱いてくれたら嬉しいです。
東京ソワールの伊藤さん、松木さん、斉藤さん、
本当にありがとうございました!