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【赤坂・青山子ども中高生共育事業】子どもファッションショーリハーサル&本番!

こんばんは。
5号です。
本日は今週土日に行われました、
赤坂・青山子ども中高生共育事業の
子どもファッションショー講座第3回(リハーサル)と第4回(ファッションショー本番)の
2回分を一度にお届けいたします。
今月頭の第1回では「コンセプト決め・役割分担」をし、
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-93e3.html
先週の第2回では「各役割で練習」をおこないました。
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-a7a9.html
そして今週末の土曜日でリハーサル、
そして日曜日でファッションショーの本番を迎えます。
まずは
23日(土)の第3回(リハーサル日)の様子から[E:flair]
この日はまずメンバーが一度部屋に集まった後、
日曜日の本番でご一緒する岐阜県の郡上市の子どもたちとの交流を行いました!
そもそも今回の子どもファッションショーは、
赤坂・青山地区と
友好都市である岐阜県郡上市との交流事業の流れを汲んでおります。
今回、
郡上市の子どもたちが青山の地にきて、
200年以上続く伝統文化である高雄歌舞伎公演を行うにあたり、
こちら側がお迎えする立場として、
青山地区の”ファッション”という特徴を活かした、
子どもファッションショーを企画いたしました。
郡上市の伝統文化である歌舞伎と
赤坂・青山の現代文化である現代ファッションショーが、
お互い”かぶく”というキーワードでつながっているのです。
こちらが交流の様子。
郡上市からは約15名の小中学生と関係者の皆様、
こちら赤坂・青山地区からは
ファッションショーメンバー10名が参加。
お互いに名刺を持ち寄り、自己紹介を兼ねてご挨拶。
子どもたちは恥ずかしながらも、
お互いに名刺を交換。みんなシャイなお年頃です。
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それからお互いの文化交流として、
まずは赤坂・青山地区からはモデル歩き!!
モデルの先生、菅さんが子どもたちを集め、
まずはこちらがお手本を示します。
郡上市の子どもたちや関係者の方々が見ている前で、
ファッションショーメンバーは
少々赤面しながらも堂々と歩いております!頼もしい[E:shine]
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次は郡上市の子どもたちの番。
しかし、特に男の子は恥ずかしくって仕方がない様子♪
「いけよー」「やだよー」とお互いじゃれております。
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それでも数人はモデル歩きに頑張って挑戦!
ちょっぴりこちらの文化を体験してもらえたのでは??
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反対に今度は郡上市の高雄歌舞伎の”見栄”に体験!
見栄はまさにファッションショーでいうところの”ポージング”と同様。
歌舞伎の先生がお手本を見せてくださり、
その後は全員で「バシーン!!」という効果音とともに、
見栄を切っております!
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さてさて、
それではいよいよリハーサルに入りましょう。
こちらが本番使用する会場。場所は青山小学校の体育館。
高雄歌舞伎用に業者が入って、
特別な舞台セットを組み立てております。
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我々も、
着る洋服やアクセサリー、髪の毛などを再調整し、
舞台へと上がってリハーサル開始。
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ウォーキング・ポージングの練習、
音響・照明の確認、あいさつの練習等、
リハーサルの時間はわずか30分強。
実際の舞台を目の前にして、「だんだん緊張してきたー!」と
声を発する子もちらほら。
今までは部屋で練習していただけだったので、
実際の舞台とはだいぶ雰囲気が違ってきます。
明日の本番が近づくにつれ、子どもたちの目の色も真剣そのものに。
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最後に通しで練習し、
あっという間に30分間のリハーサルが終了し、この日はここで終了!
そしてついにやってきました、本日24日(日)本番当日[E:flair]
本日のタイムテーブルは、
11:15 開演
11:20 郡上市のちびっこ歌舞伎
11:50 赤坂・青山地区の子どもファッションショー
12:10 休憩
12:25 郡上市の中学生歌舞伎
13:40 閉演
となっております。
我々の出番は11:50から12:10までのわずか20分間。
この20分のために本日まで準備と練習を重ねて参りました!
朝の9時に集合し、メイクに着替えに大奮闘。
洋服やアクセサリーなどは、スタイリストのしゅうへいさんが。
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メイク・ヘアメイクは澤江さんと氏川さん、
東京モード学園の学生さんが。
本番で登場するモデルは9名。
時間もあまりないのでみなさんで懸命に
子どもたちをより素敵にしてくださいます♪
「お化粧は初めてじゃない」と言う子もたくさんおりましたが、
お化粧後の自分の姿を見てみんな大興奮♪
やっぱり女の子はお化粧が好きなんですね。
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そしてもちろんメイク担当の子は、
マニキュアを塗ってみんなのメイクのお手伝い。
「マニキュア塗って」「いいよ!」といった仲の良い光景を見ていると、
最初は全くの初対面で無口だった子どもたちが4回の講座を通して、
徐々にお互い仲良くなっていったのだと実感するとともに、
4回シリーズの重要性を改めて感じます。
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こちらでは総合プロデューサーの長田さんの個人レッスン。
最後の挨拶をする子が、
お辞儀のタイミングや言葉などを再確認。
「家で覚えてきた!」と自信満々の子も。実に頼もしい!
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一方、準備万端の子は、
端っこで熱心に「江戸川乱歩」を読んでおります。
他にも初めて付けたかつらをめぐって、
お互いの写真を撮ることに夢中になる子たちも。
準備の合間に「緊張してる?」と聞くと、「全然♪」とみんな余裕の表情。
”本番”には緊張がつきもの、だと思っておりましたが、
本日も子どもたちは堂々としており、緊張のきの字も見受けられません!
頼もしい限りです...。
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そして11:30になり、いよいよスタンバイの時間に。
ここでみんなで一度集まり、モデルの菅さんを筆頭にして、みんなで気合いを入れます。
「頑張りましょうー[E:sign01]」
「おー[E:sign03][E:sign03]」

さあいよいよ舞台に向かいます!
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本番の構成は、
・お散歩ファッション
・パンク系
・パーティードレス
・ロリータ系 
の4つになっており、
全体で現代ファッションの”かぶく”を表現します。
舞台裏の暗闇の中、みんなは本番に備えてスタンバイ。
来賓の方々のご挨拶が終了すると同時に、
司会の方が子どもファッションショーの開始を告げる挨拶。
すると、
本番を目の前にして「やっぱり帰っていいですか?」と
緊張した顔で訴えてくる子や、目で緊張を訴えてくる子も。
ここに来て緊張が襲ってきた様です!
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大丈夫大丈夫と舞台袖でリラックスし、
さあ、いってらっしゃい!
最初にお散歩ファッションで姉妹が登場!
そしてこちらは舞台袖から撮ったパンク系の子の登場シーン♪
こちらの子は本番直前に、
「緊張するーー」と目で訴えておりましたが、
いざ舞台に出てみたら堂々としたウォーキングとポージングを披露!
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この後パーティードレスが登場し、
その後、会場が真っ暗闇に包まれます。
そして一点のスポットライトに照らされるロリータファッション。
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たくさんのお客さんの前で、
子どもたちは落ち着いたパフォーマンスを見せてくれました!
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最後に、
舞台には出ませんでしたが裏で本当に頑張ってくれた
メイクとスタイリストの子を紹介し、
最後にみんなで「ありがとうございました!」とご挨拶。
お客さんから本当にたくさんの拍手をいただきました!お見事!!!
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舞台から戻って来た後は、
部屋中あちらこちらで写真撮影が繰り広げられます♪
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緊張からの解放感と達成感でいっぱいの子どもたち。
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最後に、
総合プロデューサーの長田さんから、
「本当に短い時間でよく頑張りました。今日が一番良かった!」と
嬉しいお言葉をいただきました。
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また、
本日までこの企画に関わってくださった先生方から、
「お疲れさまでした」と子どもたちに。
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今回の子どもファッションショー講座4回シリーズ、
これにて終了です!
今回は”かぶく”をテーマに、
伝統文化と現代文化を結びつける試みをいたしました。
歌舞伎は当時の奇抜なスタイルであり、
その名前のとおりまさに”かぶく”スタイル。
ファッションショーで登場したファッションも、
現代風の”かぶく”スタイル。
また、
歌舞伎における”見栄を切る”という動作は、
ファッションショーでいう”ポージング”。
一見結びつきそうにない伝統文化と現代文化が、
”かぶく”というキーワードでつながっているのは非常に興味深いことです。
文化とは後の世代に継承されていくべきもの。
今回のファッションショーを通じて、
昔の文化と今の文化とのつながりを
少しばかり表すことができたのではないかと思います。
また、
ファッションショーにはモデルだけではなく、
裏で舞台を支えているメイク・スタイリスト、プロデューサー、音響、照明など、
様々な人が関わっていることを、
実際にそれぞれの職を体験することを通して、
学んでもらえたのではと思います。
今回の企画には、
本当にたくさんの方々に関わっていただきました!
この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
総合プロデューサーの長田さんをはじめ、
モデルの菅さん、メイクの澤江さん、氏川さん、東京モード学園のみなさん、
スタイリストのしゅうへいさん、カメラマンの高山さん、二宮さん、
本当にありがとうございました!

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