【表現】真夏のジャングル大出現!?〜世界で1つのmy昆虫づくり〜
こんばんは。
5号です。
本日2つ目のプログラムは、
アーティスト前沢先生による昆虫づくり!
デカルコマニーというアートの手法と
切り紙を使って、
自分だけの昆虫をつくり出し、
みんなで昆虫ジャングルをつくります!
本日の先生、
前沢先生です!
まずは、
先生がつくった昆虫たちを紹介してくださいます。
こちらは切り紙でつくった蝶々!
「昆虫は左右対称」
ですので、
折り紙や画用紙を半分に折った後、
ハサミでちょきちょきと切って開くと、
すばらしい昆虫たちが現れます。
こちらは、
まさにタイムリーな昆虫です!
夏らしく蝉!
さてさて、
こちらのぶらーんとしているひもは、
果たして何に使うのでしょうか!?
正解は後ほど!
またこちらは、
デカルコマニーという手法をつかった蝶々♪
絵の具を画用紙に点々と好きなようにたらし、
一度挟んで開くと・・・
こんなカラフルな蝶々が現れます!
先生が見本をつくっている様子を
見学する子どもたち。
しかしこうした昆虫も、
先生は何かお手本を見てつくったというよりは、
適当に想像力を働かせてつくったそう。
「今いる昆虫じゃなくてもいいので、
自由に自分の昆虫をつくってみてください!」
さあそれでは、
実際にみんなで昆虫をつくってみましょう!
折り紙、画用紙、
好きなほうを選んで二つ折りにし、
好きなようにハサミで切ります。
「自分で好きなように」
というテーマが、
これが意外と難しい。
というのは、
自分で「何をつくろう!」と計画して、
それをもとにハサミで切っていくというよりは、
最初から無心でハサミで切っていくうちに、
そして切って開いたときに、
初めてそこで現れるような昆虫をつくるのがポイント。
つまりは、
「新しい見方を体得すること」
が今日の目的!
しかしながら、
「何をつくろう!」ときっちりイメージして、
それを目指してハサミで切り始めようと
最初はどうしても思ってしまうようです。
こちらの子は、
最初本当に数センチ単位の
小さな作品しかつくっていませんでした。
しかし、
ハサミでどんどん切っていくうちに
ほとんど悩むことなくハサミを入れるようになり、
切り進めるスピードも速まり、
作品がどんどんどんどん大きくなっていきました!
最終的にできた作品がこちら!
まさにダイナミックでオリジナル!
面白かったのが、
彼の顔が最初に比べてどんどん明るくなっていったこと。
最後は「終了〜〜!」
と言うまでやり続けておりました♪
今回彼の中で、
今まであった壁のようなものが取っ払われ、
新しい発想力が生まれたのだと思います。
また、
こちらの女の子はつくった蝶々に割り箸を付け、
「これは忍者なんだよ♪」
と言って、
すばしっこい蝶々になりきって教室中を飛んでおりました[E:shine]
「ここの蝶々はみんなお友達!」
他の蝶々があると、
その蝶々のところで一休み。
しばらくするとまた飛んでいきます。
頭の中のイメージが徐々に膨らみ、本当に楽しそう!
数々の昆虫が完成していき、
それぞれの作品を教室内に散らばらせてみましょう!
この時に使うのが、
先ほど紹介した
上からぶら下がっているひも。
こんな風に、
昆虫だらけのジャングルが完成!
こちらは、
子どもたちがつくったジグザグトンボ。
完全にオリジナルな作品であり、
この作品が子どもたちの新しい発想を手助けしてくれたのです。
最後はみんなで記念撮影!
参加してくれた子どもたちは、
「本当に楽しかった」
と言ってくれましたし、
何より徐々に笑顔になる様子が
全てを物語っておりました。
オリジナルなものをつくること、
それは決して用意してつくることに限らず、
偶然性からも生まれること。
そして、
そうやって生まれたオリジナルな視点は、
それ以降の世界の見方を大きく変えること。
子どもたちには、
「カブトムシは〜でなくてはならない」
といったような枠に、
とらわれない柔軟な発想を
大切にしてほしいと思いました。
前沢先生、
ありがとうございました!