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【食】和菓子のこころ。

こんばんは。

5号です。

猛暑が続く毎日、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は中高生プラザにて、
和菓子研究家の山崎彩先生をお迎えして、
和菓子作りを行いました。

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山崎先生の本を紹介すると、
早速子どもたちは山崎先生の作品を見て、
「かわいいーー♪」
「すごーい!」と
すでに先生の虜になってしまいました。

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さて、
本日は2つの和菓子を作ります。
1つは「浮島」と呼ばれるカステラに似た和菓子、
もう1つは「朝顔」というその名の通り、
朝顔のような和菓子です。

みんな和菓子食べたことある?
と聞いてみたところ、
参加してくれた子のほぼ全員が、
食べたことがあると答えておりました。

先生がみんなの前で作り方を教えてくださいます。
子どもたちは先生の一挙手一投足に釘付け。
先生の1つ1つの動きは、
まさに和菓子のように優しく繊細。

和菓子は日本の文化でもあり、
作っている方の心の状態が
如実にあらわれる鏡のようなものではないでしょうか。

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こちらは「浮島」の作り方。

卵白をメレンゲにしたら、

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卵黄とあんこを混ぜたものと混ぜ合わせます。
もちろん混ぜたことによって、
色が変化していきますが、
子どもたちは色の変化にとても敏感。
「変わったー!」
「白くなったね!」
など敏感に反応いたします。

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そこへ今度は甘く煮たお豆を入れ、

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それを型に流し込み、
20分間蒸します!

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子どもたちはもちろんのこと、
2号も先生の動きに釘付けでございます。

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蒸している間に、
「朝顔」を作りましょう。

上新粉などが入った丸い生地で、

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こちらも丸くカタチを整えたあんこを包みます。

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テレビでよく見る饅頭を包む時の様子に似ております。

先生の手さばきがなんとも素敵。
1つ1つの動きがとても丁寧で
生地があっという間に真ん丸になるのです。

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みんなで早速チャレンジ!
うまく丸めないと、
あんこと周りの生地が混ざってしまい、
生地がマーブル色になってしまいます!

おっと、なかなか手つきがよろしいですね!

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こちらが完成した「朝顔」
上には青や赤の色がついた羊羹と、
緑の葉っぱのカタチをした羊羹などが飾られます。
なんとも涼しげな和菓子でございます。

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そしてこちらが「浮島」

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みんなで一生懸命作った和菓子を、
それぞれ自分で食します。
「先生のはうまい!」
と自分で作った和菓子を卑下している子も[E:sweat01]

とはいえ、
全員美味しそうに完食いたしました。

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最後に本日の感想をみんなからいただきました。

「和菓子がとても素敵だった」
「先生の説明がわかりやすかった」など、
嬉しいコメントをいただきました。

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最近はお菓子というと、
ケーキのような洋菓子を食べる機会のほうが多くなっております。
「もっと和菓子を食べてほしい」
と山崎先生は切実におっしゃっておりました。

和菓子と触れるときは、
ただ和菓子を食べる機会を持つだけでなく、
今回のように自分たちで作ってみることで、
和菓子とはどういうお菓子なのか、
どんな食材を使って作っているのか、
どうやって作っているのかなどを、
身をもって体験することが必要なのではと感じました。

山崎先生、
貴重な体験をありがとうございました!

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