【文化】日本文化とエコの融合!エコいけばなプログラム♪
2010.06.16
こんばんは。
5号です。
本日は雨が降ったり晴天になったりと、
変わりやすい天気が続いておりました。
さて、本日は
日本の伝統文化である”生け花”と
近年地球温暖化に伴い注目されている”エコ”
が融合して生まれた、
エコいけばなプログラムを開催いたしました。
今回の企画は、
放課後ゼミのチームCATの皆さんが企画したものです。
待ちに待ったチームCATの放課後プログラムが、
ついに本日実現いたしました!
まず、
プログラムが始まる前に、
みんなに質問をしてみました。
「いけばなをやったことがある人??」
「はーい!」
と答えた子が10人ほどいました。
みんなどこでいけばなを体験したのでしょうか。
あまりの多さにびっくりです。
それでは本日の先生をご紹介いたします。
本日の先生は、
池坊の小宮梨絵先生でございます。
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早速今日のテーマを発表。
小宮先生が、
「今日のプログラムを通じて、環境のことを考えてくださいね」
と子どもたちにメッセージを送ります。
ここで小宮先生の作品の紹介です。
こちら、
器が陶器ではなく、ペットボトルでできております。
ペットボトルも火を加えて、
だいぶ変形しているのがわかりますでしょうか。
ペットボトルの中にはストローが入っておりまして、
とてもおしゃれないけばなになっております。
「どうやって作るの??」
と早くも興味津々の子どもたち。
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本日作るのは、
こちらのペットボトルいけばなではございません。
本日扱うのは、
使用済みの割り箸でございます。
こちらは近くの居酒屋にご協力いただきまして、
本日のために大量に仕入れて参りました。
こちらの写真のように、
ゴムで縛って立体的な器を作ります。
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エコいけばなに集まってくれた子どもたちは24名。
6人×4班で
各班でエコいけばなを完成させます。
では早速始めてみましょう。
まずは各自割り箸を好きな色に塗っていきます。
ポスカを使ってもよし、
絵の具を使ってもよし、
割り箸を自由に塗りたくります。
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こちらの子は、
ワールドカップの影響からでしょうか、
ブルーを中心に仕上げます。
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色を自由に塗ったら、
今度はそれらを輪ゴムで三角形にしていきます。
割り箸の端と端を、
輪ゴムでぐるぐる巻きにしていきます。
小宮先生が、
手取り足取り、
丁寧に指導してくださいます。
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3つのポイントをがっちり巻けば、
三角形が完成♪
完成したもので遊ぶ子どもたち。
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完成した三角形を今度は、
各班に置かれたベースにくっつけていきます。
こちらも好きなところに好きなように、
輪ゴムでくっつけていきます。
輪ゴムも今回はカラフルな輪ゴムを用意し、
割り箸の器をより美しく飾ります。
器が完成したら、
いよいよ花を活けていきます。
とその前に、
割り箸の器に花を活ける場所はないので、
こちらの「ランホルダー」を使用します。
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このランホルダーを
今まで同様、
輪ゴムで割り箸にくくり付けていきます。
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ランホルダーをくくり付けたら、
好きな花を選んで、
いよいよ花を活けていきます。
ガーベラにひまわり、マトリカリア、
ナンテンの葉、千鳥草などから、
好きな花を選ぶことができます。
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花を持っていく際には、
茎を適当な長さに切ります。
「切る際には必ず、
水の中で切るようにしましょう。」
と小宮先生。
アドバイス通りにやってみる子どもたち。
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自分の付けたランホルダーに、
自分が選んだ花を活けていきます。
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そうして完成した作品がこちらです!
こちらの班はみんなで1つの作品ではなく、
個人で好きにいけばなを活けました。
シンプルで素敵です♪
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こちらの班は本当にダイナミック!
割り箸で大量の三角形を作り、
どんどん追加しておりました。
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こちらは上級生が多い班ということもあり、
上品な作品に仕上がっているのではないでしょうか。
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子どもたちそれぞれの思いが、
いけばなの作品ににじみ出ているような気がしました。
最後に、
参加した子どもたちに今日の感想を聞いたところ、
「割り箸がこんな風にいけばなの器になるなんて、すごいと思った」
「また来て!」
などなど、
子どもたちは素敵な意見を言ってくれました。
また、
後で小学校のスタッフの方に聞いてみたところ、
「よっしゃ、家でやろ!」
と張り切って帰っていった子もいたとか。
日本文化に触れることができ、
またエコを身近に感じることができる今回のプログラム、
大変素晴らしい企画でした♪
小宮先生ありがとうございました!
チームCATの皆さん、お疲れさまでした!