【赤坂・青山子ども中高生共育事業】子ども記者養成講座第4回(2/17実施)
こんばんは。
5号です。
朝は特に寒くて
布団から出るのに一苦労の毎日です。
さて本日は子ども記者養成講座第4回です。
このシリーズは全5回の構成で
①ニュースができるまで
②記者の仕事とは?
③カメラマンの仕事と映像の編集を学ぶ
④テーマを決め、リサーチしてみよう
⑤取材して放送体験しよう
とそれぞれの回で
テーマを設定して行っています。
今回は第4回ですので
テーマは「テーマを決め、リサーチしてみよう」です。
取材のテーマを決め、
それに関して事前にリサーチをします。
リサーチの方法としては、取材対象に電話をしたり、
記事や書籍の資料を調べたりと、いろいろありますが、
今日はインターネットを使って調べます。
大きなテーマは「地元を紹介するニュース」でした。
それに基づいてどんなことを紹介するテーマとするのかを
みんなで話し合って決めます。
それが決まったら、具体的に何を取材するのかを、
事前にリサーチしておきます。
取材日当日に実際取材する対象を決めるということが
本日の目標になります。
さて、先生は毎回お世話になっておりますTBSの西岡さんです。
まずは前回までのおさらいから。
ニュースができるまでのおさらいです。
・ニュースとはそもそも何であるのか
・取材するときのポイント
・取材するときのマナー
など、大事なポイントを復習します。
また、取材した後、映像を編集する時に使う
2つのシートも紹介されました。
まずは、構成シート。
カメラで撮影した映像と、
そのときに取材した情報のポイントを書き入れます。
実際に使うときには、大きめのポストイットに書き入れて
順番の入れ替えができるようにします。
どういう順番に放送すれば、おもしろくてわかりやすいかを
実際に入れ替えながら構成を考えていくのです。
構成シートをもとに、ニュースの構成が決まったら
今度は原稿を考えながら、実際のニュース構成を
作っていくのが、絵コンテシートです。
使用する映像の内容を左側にまとめ、
それに対応する原稿の内容を右側に書くようになっています。
実際の放送用の原稿にする前の段階で、
この絵コンテシートで、ニュース全体の
具体的な内容をまとめます。
子ども記者養成講座では
各班でそれぞれ
1分〜2分程度の長さのニュースを作ります。
実際にニュースで放送された「長崎らんたんフェスタ」という話題を
このシートでチェックしながら見てみました。
イメージを膨らませたところで
さあ各班で話し合い開始。
「今日までにどんなことを取材したいかテーマを考えてきて」
と宿題を出しておきましたが
ちゃんと考えてきたでしょうか。
それでは各班の話し合いを少々ご紹介いたしましょう。
<A班>
テーマ:港区に関する人
有名人をターゲットにしたい模様です。
取材対象としては
赤坂・青山地区に関係する有名人の名前がぞろぞろ出てきます。
それから芸能事務所も。
果たして取材可能なのでしょうか。。。
夢は膨らむばかり。。。
<B班>
テーマ:赤坂・青山の有名な場所
取材する場所は
紀ノ国屋、カナダ・ハイチ大使館、神宮球場
例えば神宮球場では
「神宮球場と地元の関係を聞きたい」
ということでした。
スーパー、大使館、球場、とジャンルは様々。
家でちゃんと予習してきた子。
紀伊国坂に関しての情報をプリントアウトしてきています。
すばらしい。
<C班>
テーマ:赤坂の名前の由来
「どうして赤坂というのか」
という疑問を持ったC班。
調べていくと
「上がる坂」から来ているようだとわかりました。
さてさてではこの「上がる坂」とはどこの坂?
さらに調べていくと
「紀伊国坂」がそこだとわかったようです。
そこからさらに疑問。
「本当に紀伊国坂が赤坂の名前の由来なのか」
どんどん疑問から疑問が生まれ
その答えを見つけようとするC班。
あっという間の一時間半でした。
さてさて各班それぞれテーマが決まり、いよいよ取材です。
取材日は最終第5回の前の
別の日に2時間とって行います。
最終回の第5回では
取材した映像を編集し、
TBSのアナウンサーに実際に読んでもらい
各班で完成した映像を
一本のニュースにします。
さあ、子ども記者養成講座もいよいよ大詰めです。
取材、そして編集。
果たしてどのような映像が完成するのでしょうか。
本日も西岡さん、ありがとうございました!