

#008 友達のつくり方
2024.12.27
小学校施設を活用し、地域社会と共に子どもを育てる「アフタースクールモデル」が、
居場所の選択肢の一つとなり、日本の社会インフラとして広がることを目指しています。
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移動の必要がなく、安全性に優れ、多様な活動に適した設備や空間がある小学校施設を活用し、アフタースクールを展開します。
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学年や保護者の就労状況等による制限を設けず、すべての子どもが主体性を発揮できる活動や環境づくりを目指します。
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運営スタッフの雇用、多様な体験を支える「市民先生」の発掘・協働など、地域で子どもを育てる大人の仲間づくりを重視しています。
いずれも各校の教育目標・歴史・地域性などを考慮し、
「その学校ならでは」のアフタースクールを設計し、
各校の先生方の教育目標を共に達成する放課後のパートナーを目指しています。
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放課後ならではの自由さや新しい挑戦は、
子どもたちを成長させてくれます。
外遊び、工作、読書、プログラミングなど多様な選択肢の中から、子どもがやりたいことを思い切り楽しめる環境をつくっています。自分で決める「自由」からは「責任」も学びます。日々、大人も一緒になって放課後の居場所をつくっています。
好きなことや得意なことが一つでもあると、自分に自信がもつことができます。放課後に様々な体験をすることで、新しい世界を知り、子どもたちの可能性はより広がります。
子どもたちの成長を近くで見守る「運営スタッフ」として、
自身のもつ知恵や技を活かして多様な体験を届ける「市民先生」として、
子どもたちを応援しています。
久しぶりに小学校に入って、未来を担う子どもたちと接していて、こちらが元気をもらいます。自分たちの知恵や経験を子どもたちに伝える機会をもらえて大変嬉しく思っています。
市民先生お茶の先生金子 宗貞さん
子ども達は一人ひとり違う個性を持っているため、接し方に迷うこともあります。しかしそれ以上に、日々の変化や成長を近くで見られること、また一緒に喜べることがこの仕事の大きなやりがいだと感じています。
運営スタッフ都内アフタースクール井上 晃子さん
地域の小学校は壁が高い感じで、手伝いたい気持ちはあったけど縁がありませんでした。アフタースクールのおかげでその機会が出来て、自分のスキルが活かせてとても嬉しいです。これからも多くの子どもたちに伝えていきたいと思います。
市民先生革職人クルスカさん
「どの子にも絶対にいいところがある」私たちはこのことを強く信じています。
子どもたちのいいところを見つけた時、私たちは宝物を見つけたような気持ちになるのです。
私たちが日々出会う放課後ならではの子どもの成長物語。その一部をご紹介いたします。