私たちについてAbout us

日本中の放課後をゴールデンタイムに

私たちの使命は「日本中の放課後を、
ゴールデンタイム」にすること。
放課後を通じて社会全体で
子どもの幸せ(ウェルビーイング)に
貢献する未来を目指しています。

Issue01“日本の子ども”
の社会課題

日本の放課後は
子どもたちにとって
幸せでしょうか?

他国と比べると日本の子どもの幸福度は
決して高くはありません。
多くの子ども・若者が「自己肯定感」が低く、
「将来への希望」や「チャレンジ意欲」を
持てていないといわれています。

Issue02“放課後”の
社会課題

放課後の
空間、時間、仲間が
失われている

好きなことに打ち込むのびやかな「時間」。
たくさん遊び場があった「空間」。
時間を忘れて遊ぶ「仲間」。
現代の子どもたちは忙しさに追われ、
多くの自由を失っています。

What we do子どもたちのために
私たちができること

私たちは、放課後を通じて
子どもたちのいまと未来の幸せに
貢献する活動をしています。

全国の放課後を、誰にとっても安心・安全で、
あらゆる可能性を持つ豊かな時間
“ゴールデンタイム”にし、
多様な大人や体験との出会いを通じて、
子どもたちのチャレンジ意欲や自己肯定感が
育まれる社会を目指します。

1

アフタースクールの
運営とモデル開発

私たちが直接放課後の居場所(アフタースクール)を運営することで、子どもたちにとってのより良い放課後とは何なのかを、“子どもたちと一緒に”探究し続けます。場づくりを通して培った知識・経験を整理・仕組み化し、全国の放課後の「質」向上につなげます。

アフタースクールについて

2

全国の放課後の
居場所支援

全国各地の放課後の居場所における質の向上を目指すには、それぞれの地域、居場所を運営する皆さんとの協働が不可欠です。自治体を中心に企業等とのパートナーシップを結んだ放課後事業支援や、居場所運営者の支援を行うことで共により良い放課後づくりを目指します。

自治体の皆様へ

3

全国の子どもへの
体験機会の創出

多種多様な企業・団体、さらには自治体とパートナーシップを結び、全国各地で様々な体験機会を創出することで、より多くの子どもたちの可能性を広げます。またその価値を居場所運営者やあらゆるステークホルダーと共に考え、大人の意識・行動変容を生み出します。

企業の皆様へ

4

啓発と
調査研究

放課後の持つ価値の発信や実態調査報告等を通じた問題提起、各ステークホルダーへの多角的な啓発活動を行い、放課後の価値転換を目指します。また日本の放課後環境全体が子どもたちや働くスタッフにとってより豊かなものとなるよう、財源や人材確保、制度充実を目指し、行政機関へ働きかけていきます。

放課後研究所

Philosophy system私たちの活動を支える
理念体系

私たちの使命Mission

日本中の放課後を、
ゴールデンタイムに。

子どもたちにとって放課後は、自分でやりたいことを自由に選び、
多様な仲間や社会とつながり、夢中になって挑戦できる、
まるで宝物のような時間「ゴールデンタイム」です。
私たちは、その貴重な時間がもっとワクワクするように、
子どもたちに寄り添いながら社会の架け橋になり、
多様な大人が、子どもへの想いでつながる仕組みをつくっていきます。
放課後において、すべての子どもたちが、
生き抜く力を育めるために。

私たちの目指す社会Vision

子どもたちが、
いまも未来も幸せに。

私たちは、社会全体が子どもを尊重し、可能性を心から信じて応援する世の中となることを願っています。子どもも大人も対等な関係性の中で、一人ひとりが生き抜く力を育む環境を整え、誰もが共に幸せを感じられる社会を目指して活動していきます。

「社会で子どもを育てる」

お菓子づくりが得意なご近所さん、現役のスポーツ選手など私たちのアフタースクールにはたくさんの方が来てくれます。自らの技や知恵を届けてくれる市民先生、現場運営スタッフとして活躍してくださる方など、アフタースクールは地域の皆さんに支えられています。私たちは地域・社会、みんなで子どもを応援する放課後を目指しています。

子ども主体の放課後において
大切にしたい価値
Value

  • 自由(Independence)

    過ごし方を自分で選んで決めること

  • 挑戦(Challenge)

    可能性にチャレンジすること

  • 夢中(Enthusiasm)

    好きなだけ没頭すること

  • 多様(Diversity)

    多様でありのままで良いこと

  • 社会(Society)

    リアルな社会とつながること

  • 仲間(Friends)

    多くの仲間と出会うこと

「どの子にも絶対に
いいところがある」

「好きなもので認められる」これが私たちが見つけて来た子どもが伸びる普遍的な原則です。工作の得意な子、スポーツの得意な子、料理の上手な子、下の子の面倒を見るのが上手な子、どの子にも絶対に絶対にいいところがあります。それを子どもたちと共に見つけ、そこを褒めて伸ばしていく、こうすると子どもたちは必ず真っ直ぐに伸びてくれるのです。

働くうえで大切にしている願いWish

わたしたちが、
いまも未来も幸せに。

やりがいを感じ、良い仲間に出会い、自分らしく貢献できる、
そんな仕事をすることで、わたしたち自身も幸せでありたい。
一人ひとりの思いと願いを大切に歩んでいきたい。

組織の文化Culture

  • # 新しい価値を生みだす
  • # 得意をいかす
  • # 仲間の思いを尊重する
  • # 遊び心を大切にする
  • # プロ意識をもつ

Message代表からのメッセージ

娘に教わったこと

小学生の時、図工の時間に粘土をしました。
授業が終わり、使ったお皿を棚にしまおうとすると、
図工の先生が大きな声で言いました。

「平岩君のお皿を見てください、使う前よりキレイにしてくれました!」

この日のことを今でも覚えています。
「このお皿は、自分が使ったことでキレイになった」
少年の私には「これが自分が嬉しいことなんだ!」と感じました。

「自分が生きたことで、人や社会が幸せになる」
大人になり、いつしか自分の人生の指針に昇華しました。
気づかせてくれたのは、幼き日の図工の先生の一言でした。

30歳になり、子どもを授かりました。
産まれてきた子どもの姿に使命感が湧きました。
「私が生きたことで、幸せにするのはこの子たちだ」

子どものための活動を始めてみると、
色々な問題に気づくようになりました。
中でも最も気になったのは「自己肯定感」です。
自己肯定感は、平たく言うと
「自分でいい」「ここにいていい」と思える気持ちです。
これが日本の子どもは、世界の中で極端に低いのです。

自己肯定感は一人では育ちません。
誰かに認められて大きくなっていきます。
そして、自分の好きなことで認められるのが最高です。
アフタースクールでそんな時間が生まれることを願っています。

一方で社会を見回すと、
子どもたちを襲う悲しい事件が後を絶ちません。
地域で子どもたちが日が暮れるまで遊んだ放課後は、
遠い過去になりつつあります。
学校と家庭の関係も変わり、学校に大きな負担がかかっています。
非常に子育てが難しい時代になり、
学校、家庭、地域、それぞれが孤軍奮闘しています。

それらの力を繋ぎ合わせ、また社会を巻き込んで子どもたちを応援するのが
「放課後NPO」だと思っています。

私たちは自分たちをミツバチに例えることがあります。
社会には子どもたちのために力を貸してくれる人がたくさんいて、
私たちはそれを飛んでいって集めて、
子どもたちに届けます。
まさにミツバチのような働きなのです。

私たちが培ってきた「アフタースクール」の仕組みを
ぜひ日本全国に届けて、
日本中の放課後を安全で豊かな時間にしていくのが、
私たちが目指す夢です。
法人を始めて10年は「自分たちで理想のアフタースクールを作る」ことを
目標にやってまいりました。
次の10年の目標は「全国でモデルとして使っていただく」ことです。
ぜひ全国のお仲間と協働したいと願っております!

「パパは子どもが好きだから、子どもたちのための
会社を作ったんでしょう?」
幼い娘が私にふと言った日がありました。
笑って流しましたが、全くその通りです。
娘が私の生き方を教えてくれました。

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放課後NPOアフタースクール
代表理事

平岩 国泰

Kuniyasu Hiraiwa

1974年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学経済学部卒業。株式会社丸井入社、経営企画・人事などを担当。2004年長女の誕生をきっかけに放課後NPOアフタースクールの活動開始。2017年より渋谷区教育委員。2019年より新渡戸文化学園理事長。

代表平岩ブログ 子どもだちへの贈り物 in Yahoo!個人ニュース