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【食育プロジェクト】油脂プログラムを開始しました!

食品メーカーである不二製油株式会社と2015年からスタートした食育プロジェクト。
「人と地球の健康を考える」をテーマに、世界の食糧問題や食の大切さを学ぶプログラムを全国の子ども達へお届けしておりますが、今年から新しく「油脂プログラム」が訪問型とオンライン型でスタートしました。今回はそのプログラムの概要と、お届けした学校や放課後現場の様子をお伝えします。

▼油脂プログラムとは?
▼プログラム「○○の秘密を探れ!食べ物探偵団」の内容
▼プログラム実施の様子
▼子どもたちの事後調査

▼油脂プログラムとは?
油脂、という言葉に耳馴染みがない方も多いかもしれませんが、実は私たちが日々食べている物や、使っている物の中に油脂が含まれていることが少なくありません。その中でも特に使用されることの多い「パーム油」の存在を知るとともに、パームがどのような場所で育ち、どのようにして自分たちの食べ物に使われているのかを学びながら、その過程で生じている課題について知ることで、食を通して地球環境についても考えていくプログラムとなっています。

▼プログラム「○○のヒミツを探れ!食べ物探偵団」の内容
プログラムは45分間。冒頭はアイスブレイクも兼ねて、植物の実を見て採れる油を当てる「油当てクイズ」を行い、植物の実からできる油があることを知ってもらいます。

その後、パームについてまとめた動画を視聴したのち、動画で紹介していた内容に関する振り返りクイズを実施し、その解説とともにパームのヒミツにふれていきます。パームが日々の食に欠かせないものである一方で環境に影響を及ぼす課題もあること、その課題を解決するための一手段として環境に配慮したパーム油を作るための取り組みや持続可能なパーム油を示す「RSPOマーク」についても触れ、課題を課題のままにするのではなく、解決するために世界中の人が取り組んでいることを一緒にお伝えしています。

身近な存在であるパーム油について、また今起きている課題について学んだ後は、さらに発展して、世界中で起きている様々な問題を解決するための活動(SDGsや認証マークなど)についても学ぶ時間を設けています。子どもたちにとって身近な「食」を通して、環境課題を全般的に考えられるような内容となっています。

▼プログラム実施の様子
こちらの油脂プログラムを、今年度は放課後の時間帯に3回、学校授業として2回お届けしています。子どもたちはパームの実のサンプルを実際に触って自分の手の大きさと比べてみたり、動画を見てからの振り返りクイズにも積極的に参加したりと、体験型ならではのプログラムを楽しんでくれていました。

また、プログラム終了後には、プログラム中に登場するキャラクター「パームおかん」へ子ども達からのメッセージや質問がたくさん寄せられました。ここではその一部を抜粋して紹介します。

<メッセージ>
・パームがいろんな食べ物や毎日使っている物だったことが初めて知った。ありがとうございました。(4年生)
・パームのつぶが2000個あるとしってビックリした。たのしかった。(4年生)
・いままで何も知らなかったことがわかったのですごくビックリしました。(2年生)

<質問>
・1つの木に何この大きい実がついているの?(3年生)
・パームは、今から何年前にできたの?(4年生)
・パームはほかにつかえる物はありますか?(4年生)

このように子ども達から届いた質問には、不二製油の方から実際に回答をいただき、子どもたちにも「パームおかんからの返事」としてお送りしています。

子ども達からの質問を見ると、パーム油について大人でも本当に知らないことばかりだと、あらためて気付かされます。

▼子どもたちによる事後調査
プログラム実施後も、食を通して環境について考え続けてもらいたいという想いのもと、RSPOマークをはじめとした「地球にやさしいマーク」を子ども達の身の回りで探してもらい、「見つけたらアンケートフォームから教えてね!」という食べ物探偵団としての「事後調査」をお願いしておりますが、現在までに15件もの回答が集まりました!

ここではその一部を抜粋してお伝えします。

① 見つけたマーク ② 見つけた場所 ③ ついていたもの
・① FSCマーク  ② 教室  ③ ティッシュ箱
・① RSPOマーク ② 家  ③ カップラーメン
・① レインフォレスト・アライアンス認証マーク ② 家  ③ コーヒー

また、プログラムを訪問型でお届けした放課後の現場では、プログラム終了後に教室内で工作用に保管されていたカレールーやお菓子の箱から多種多様な認証マークを見つけて、早速私たちへ「こんなマーク見つけたよ!」と教えてくれました。

これまでは何気なく見ていたマークでも、その意味を知って積極的に探していくことで、より環境に配慮することの重要さを考えたり、自分でもできることを考えるきっかけになるのではないかと思い、この事後調査を行っています。これからもたくさんマークを見つけて、ぜひ自分たちでもどんな意味があるのだろう?と興味を持ってもらえるといいなと思います。

直接は目に見えないところでも、たくさんの人が関わって食べ物ができていること、その一つ一つにストーリーがあること、そして課題も多く抱えていること、それら全ての事実を正確に知ったうえで、自分にはどのような選択や行動ができるのかを考えるその一歩を踏み出してもらうため、私たちはこれからも「食育」をお届けしていきます。

 

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