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【STEAM教育】プログラミングの旅 教員研修・授業in橋北小学校(2021/07/07・ 07/09実施)

三重県四日市市立橋北小学校に「プログラミングの旅」のオンライン授業をお届けしました。2021年7月7日(水)に教員向け研修を、また、9日(金)に4、5年生の子どもたち向けに授業を行いました。なお5年生の授業には、世界最大の半導体製造装置メーカー、アプライド マテリアルズ ジャパンの社員の方も一緒にオンラインで参加しました。

7日の教員向け研修は、「プログラミングの旅 」の授業を体験しながら、プログラミング的思考についての理解を深め、各教科や学習活動の中でプログラミングの要素をどのように見出し、取り入れるのかを実践的なワークを通じて考えていただくものです。

最初に子ども向けの授業内容を体験した後、普段の授業の中にどのようにプログラミング的思考を取り入れていくかを考えていきます。

まずは社会科を例に、「都道府県をテーマでグルーピングする」というワークに取り組んでいただきました。これは、プログラミング的思考の「一般化」を学ぶワークです。
先生方からは、地理的特徴や県名の特徴の他にも、「お肉の名産地」「ラーメンがおいしい」など、食べ物に関するテーマがたくさん出てきました!なんだか、考えているだけでワクワクして、お腹が空いてきそうです。

最後に、プログラミング的思考を取り入れた授業案を発表していただきました。
ここでは2つのアイデアを紹介します。

1つめの授業案は、体育でフラッグフットボールを行うとしたら、というもの。ボールを運ぶ、コーンを置く、対戦相手を決めるなど、準備から実施までの手順を「分解」して並べることが必要です。さらに、3回試合を繰り返す、といった「繰り返し」の考え方も取り入れることができます。これをどうしたらスムーズにできるのか、子どもたちに考えてもらうと、楽しみながらの学びになりそうですね!

2つめは、学級で育てている野菜を使ってサラダを作るという授業案。作業の順番を考えるというだけではなく、材料によって、そのまま洗って切るのか、茹でてから切るのか。「条件分岐」が考えられるようになる、ということでした。言葉だけ聞くと難しそうに思える「条件分岐」ですが、料理の中で自然に考えることができれば、子どもたちにもわかりやすくなりそうです。

「プログラミングの授業を受けたことがないのでイメージがわかない」
「授業で何をすればいいのかわからない」
といった不安な声が多かった先生方。

研修後にはその不安を少し解消できたという声をいただくことができました。

「プログラミングの授業の進め方が具体的にイメージできた」
「普通の生活の中でも知らないうちにプログラミング的な考えで行動する場面があったということに気づけて、プログラミングが少しだけ身近に感じることができた」

今回の研修に参加していただいたことで、プログラミングを身近に感じるきっかけや、今後の授業のヒントとなっていれば幸いです。

9日に実施した小学生向け授業は、子どもたちにとって身近な題材を取り上げ、それをプログラミングに必要な論理的思考(プログラミング的思考)に結びつけて楽しく学ぶ授業です。
日常に溢れているプログラミングについて知り、身の回りのものとプログラミングを掛け合わせたらどんなものができるかを考えます。グループでミッションを解決していくことで、子どもたちの探求心を育む内容です。

▽「プログラミングの旅」について

まず、「プログラミングとは何か?」を学ぶところからスタート。
買い物での洋服選びや給食ロボットへ出す命令の作り方を通じて、その仕組みを学んでいきます。

プログラミングは、実はとても身近なものです。例えば「お楽しみ会の企画を考えること」や「料理」もプログラミング的思考を使っているのです!社員先生からそのことを教わった子どもたちは、プログラミングを身近に感じることができたようです。

後半では、お客さんの注文に応えるホットドック屋さんに変身!
材料を選び、調理し、トッピングするところまで、注文に応じたホットドックを作ることで、楽しみながらプログラミングのコツを学ぶ様子が見られました。

さて、プログラミングの旅もいよいよ終盤。
最終ミッションでは、プログラミングで実現させたいアイデアを考えます。「どんなものがあったら便利か?」という問いから生まれたアイデアは、力作ぞろい!
今回はその中から2つを選んでご紹介します。

1つ目は、手をかざすだけで学校の準備ができるランドセル。
「忘れ物をすると授業に参加できなくて困る」という小学生ならではの悩みごとから生まれたアイデアです。手をかざすとセンサーがそれを感知し、スイッチが反応します。その状態で、時間割りを書いた紙を中に入れると、時間割りが読み取られ、必要なものがリストアップされます!
全国の小学生が使いたくなる、素敵なアイデアですね。

2つ目は、物をなくさせないロボットのアイデア。
なんとこのロボットは、家にあるものを覚え、それが部屋のどこにあるかを認識して教えてくれます!「 物をなくして家族に迷惑をかけたくないから」という素晴らしい心がけから生またこのアイデアは、実現したらたくさんの人の役に立ちそうですね。

プログラミングの旅を通じ、その可能性を学んだ子どもたち。自分の生活を豊かにするアイデアをたくさん考えてくれました。社員先生からも、
「生活の中で不便なところを機械やプログラミングに任せる、という発想は大切!」
とメッセージをいただきました。

これからも、プログラミングにおいて最も大切な「失敗を恐れない心」をもち、挑戦を続けてほしいと思います。今回の授業が、子どもたちが未来を切り拓く力をつけるきっかけとなることを願っています。

参加してくださった橋北小学校の先生方、子どもたち、そしてアプライド マテリアルズ ジャパンの皆様、ありがとうございました。

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実施場所/三重県四日市市立 橋北小学校
実施日時/教員向け研修2021年7月7日、授業7月9日
参加人数/ 教職員8名、小学4・5年生50名

当団体との協働を検討していただける企業・団体様は特設ページもご覧ください。

文:笹原・高鳥/ 学生インターン

「プログラミングの旅」特設サイトを見る

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