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【だがしやチャレンジ】芦屋市精道小学校で育まれた心

行政協働

こんにちは!放課後NPO関西の小西です。
7月28日(土)、芦屋市精道小学校のキッズスクエアの子どもたちと一緒に「だがしやチャレンジ」を実施しました。
当日は大型の台風12号の影響で、予定されていた夏祭りが体育館で開催になるなど、予想外のこともたくさんありましたが、子どもたちは全員参加で無事、開催することができました。
今回参加してくれた子どもたちは1年生が多く、「原価・利益とは?」といった事前学習では「うーん、難しい」と頭を抱えていましたが、当日は「いらっしゃいませ~!」と大きな声を出して元気にお店屋さんができました。

参加してくれた3年生の女の子に、「どうしてだがしやチャレンジをしたいと思ったの?」と聞いたところ、「将来コーヒー屋さんになりたいの。お母さんがコーヒーすきだから」とのこと。
他にも「お店屋さんをしたかった」「友達がやるって言ったから」など、参加の理由は様々でしたが、自然と役割分担もでき、みんなで楽しくあっという間に時間が過ぎ、販売終了!
お友達やお家の人、地域の方々、おじいちゃんおばあちゃんも、みんな応援してくれて、たくさん買ってくださいました。

さてさて、3日後の振り返りでのこと。

「もうかったかな~?」とワクワクしながらお金を数えました。
みんなで頑張った甲斐あって、わずかながら利益が出ました。やったあ!このお金で何を買うのかな?と思いめぐらしていると、子どもたちから意外な意見が。
「お店屋さんをして僕たちは楽しかったからそれでいい。お金は困っている人にあげたい」
「こないだの大雨で被害にあった人たちに使ってもらいたい」
「私たちはお家もあるし、大丈夫だから」
とのこと。
結局みんなで話し合ったところ、西日本豪雨被災地の方々に使っていただけるよう寄附をする、という結論となりました。

精道小学校では1995年、阪神淡路大震災で8名の児童が犠牲になったことをきっかけに、防災学習に取り組んでいます。当時まだ生まれていなかった子どもたちではありますが、語り継がれる震災の日のことが、いかに恐ろしく大変だったか、そして街のみんなで協力して復興した日々のことをよく知っていました。それゆえに、今回の西日本豪雨で被災された地域の方々にも胸を痛めていたようです。

関西では今年、地震や大雨、極端に暑い日が続き、子どもたちも自由に遊べない環境の夏休みでした。
そんな中、自分たちよりもっと困っている人たちに思いをはせる子どもたちの優しさに、精道小学校で受け継がれ、育まれている心を垣間見たようで、爽やかな風が吹いたように感じました。

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