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【行政】夏季の日中一時支援事業のご報告

行政協働

こんにちは、アフタースクール40号です。

放課後NPOアフタースクールでは、昨年度に引き続き、重度障害児の長期休業日の過ごし方をサポートする日中一時支援事業にご協力させていただいております。

今年の夏には、知的障害児と肢体不自由児合わせて40名の子どもたちが18日間の夏のプログラムに参加してくれました。

 

今年度のテーマは【Enjoy!】

「チャレンジできる場」、「選べる場」、「交流できる場」として、学校や家とは違う第3の場を目指しながら、子どもたちやご協力いただいたすべての方が【Enjoy!】できる場、「この夏、ここに来て良かった」と思える場にしていきたいという思いから、今年度は【Enjoy!】というテーマになりました。

今回は、この夏に行われたプログラムの例を簡単にご紹介いたします。

 

◆市民先生プログラム

【ふうせんバレー】 東京ふうせんバレー振興委員会 厨川先生
市民先生は東京ふうせんバレー振興委員会の厨川先生。
ふうせんバレーのプログラムでは、子どもたちとサポーターが一緒にコートに入り、たくさんのふうせんを使った打ち合いや、アタックの練習を行ったり、最後には試合も行います。
ふうせんバレーで使う大きめのカラフルなふうせんは、プログラム以外の時間でもとても人気で、プログラムがない日でも数人で輪になってふうせんバレーを行う様子はよく見かけました。
ふうせんの中には、鈴が入ったものもあり、様々な子どもたちが楽しむことができました。
<ふうせんバレー振興委員会HP>http://nihon-fusen.jimdo.com/

ふうせんバレー

【スポーツスタッキング】 瀬尾剛先生
市民先生はスポーツスタッキングの世界チャンピオンの瀬尾先生。
昨年に引き続き、今年は計3回プログラムを実施していただきました。
3回のプログラムの中で、少しむずかしい技に挑戦する子、サポーターと一緒にスピードを競う子などどんどん成長していく子どもたち。
他にも、カラフルな色のカップをいかしてきれいにカップを重ねる子、先生が見せてくださった技をよく観察し新技をつくろうとしている子など、子どもたちはいろいろな楽しみ方を発見したようでした。
練習を重ね、「できた!」というときの笑顔がたくさん咲いたプログラムです。
<瀬尾先生ブログ>http://ameblo.jp/performer-seoppi/

【アートセラピー】 平山淳子先生
アートセラピーの市民先生は、平山淳子先生。
このプログラムでは毎回、「アラビアンナイト」等のテーマが変わり、素晴らしい作品がたくさん誕生しました。
思い思いに筆に絵の具をつけ、作品をどんどん仕上げていく子、サポーターと一緒に色を決めながら作品をつくっていく子、絵を描くことに素晴らしい集中力を発揮する子など、さまざまです。
このプログラムで制作した作品は、年末に一般の方も見ることができる機会もありますので、楽しみにお待ちいただければと思います。

アートセラピー2014

アートセラピー2014-2

【切り折り紙】川崎利昭先生
今年度からの新しいプログラムの切り折り紙の先生は川崎利昭先生です。
比較的シンプルにつくれるものから、難易度が少し高めの切り折り紙を用意していただき、子どもたちがやってみたいものを選び、はさみで切ったり、クレヨンや色鉛筆で動物の顔や模様を描き、プログラムを楽しみました。
計3回のプログラムを行い、最後のプログラムの際には子どもたちの作品やサポーターの子どもたちの中には、先生もサポーターも驚くほどの速さではさみを動かし作品をつくる子も!
作品、先生の作品を模造紙に貼り、1つの大きな作品が出来上がりました。
<川崎先生ブログ>http://t-kdayo.cocolog-nifty.com/

切り絵2014

【バランスボール】近野美知子先生
こちらも今年度からの新しいプログラム、バランスボールプログラムの市民先生は
港区でご活躍の近野美知子先生です。
プログラム以外の時間でも子どもたちに大人気のバランスボール。
ボールの上に座った状態で飛び跳ねる以外にも、ボールの上で体を伸ばすように乗っかってみたり、足ではさんでみたりと様々な楽しみ方を教えていただきました。
先生に教えていただきながら、バランスボールを使った難しい技にも成功した子もいたりと、普段とは少し違うバランスボールの楽しみ方ができました。

【水彩色えんぴつ】 KINA先生
昨年度もお世話になった、KINA先生。
見ているだけで、心が優しくなれるような絵を描かれているプロの水彩画作家です。
子どもたちと、子どもたちの保護者の方も楽しめるプログラムを行っていただきました。
プログラムを行った部屋には、KINAさんの作品を飾っていただいたので、KINAさんの作品を見ながら真似して描く子や、どんどんと自分の作品を生み出す子、色鉛筆で描いたところに筆で水をたらし、ふわっと色が広がる瞬間を楽しむ子がいました。
水彩色えんぴつのプログラムを行った日の終わりの会の場で、みんなに作品を紹介してくれた子などもいて、とても楽しくプログラムに参加してくれたようでした。
<KINA先生HP>http://kina-sao.com/

【ハンディキャップヨガ】 BMYハンディキャップヨガ 宮田先生、菊池先生
市民先生は昨年度の日中一時支援事業や、今年度の土曜支援でもお世話になった、ハンディキャップヨガインストラクターの宮田先生、菊池先生です。
このプログラムでは、先生のお手本を見たあと、先生方が1人1人に声をかけてくださり、子どもたちと先生、サポーターがヨガを一緒に行います。
今年度は子どもたちとサポーターがペアになって、タオルを使って体を動かしたりと子どもたちに取り組みやすい方法で、子どもたちとサポーターがプログラムの時間中にどんどんといろんなポーズを体験しました。
<ハンディキャップヨガHP>http://www.hcp-yoga.com/

【音楽セラピー】 仲野智美先生
市民先生はピアノ、ギター、鈴、太鼓、タンバリンなど様々な楽器を使ってプログラムを行ってくださる仲野先生。
子どもたちは、タイミングよく太鼓やシンバルをバチでたたいたり、手を動かして鈴やベルをならしたり、ヘラを手に持ってギターをならしたりと、子どもたちのやりやすい方法でプログラムを楽しみながら参加しました。
今回のプログラムでは、子どもたちとサポーターが1つずづハンドベルをもち、1つの曲を演奏してみたり、合唱もおこない、みんなで音楽を楽しむことができました。

【バスボム作り】 JANI先生
市民先生はJANI先生。今年は保護者向けプログラムのハーブティー講座と、子どもたちも参加ができるバスボムづくりのプログラムを実施してくださいました。
バスボムづくりでは、材料を混ぜて形をつくって、とっても作り方は簡単ですが本格的なバスボムをつくりました。
持ち帰って使うことができるのも、バスボムづくりの楽しいところですね。

【自由アート】 しゅんさく先生
自由アートでは、お部屋の一角のスペースが、自由に参加でき、アートを通じて自由に遊べる「しゅんさくの部屋」になりました。
他のプログラムでももちろんですが、特にこのスペースでは、発泡スチロールやモール、シールを使ってプレゼントボックスをつくる子がいたり、サポーターと一緒にさまざまな素材からでる音を楽しんでみたりと過ごし方は人それぞれ!
他にもカラフルな毛糸、卵パック、綿、テープ、紙などとにかくいろんなもので自由に遊べて見ているだけでも楽しめる空間でした。
<しゅんさく先生HP>http://shunsakuroom.tumblr.com/

◆そのほかのプログラム

【プール】
みんな大好きなプール。
今年もボールやビート板なども使ってサポーターと一緒に楽しみました。

【散策】
チェキを持ってお散歩に出かけました。
今年は残念ながら天候があまり良くなかったので、短い時間となっていまいましたが、次回は近くの公園にいったりシャボン玉をしてみたいですね。

【写真を撮ろう】
チェキを使って、写真をとりました。
サポーターの写真をとったり、自分も写真にうつってみたり、プログラムでつくった作品や自分で描いた絵を映してみたり、いろんな写真ができあがりました。

【スケッチブック】
スケッチブックにチェキでとった写真をコラージュしたり、絵を描いたり、その日あったことを書いてみたり、サポーターとつくった折り紙を貼ってみたり、夏の18日間を通して1つの夏の思い出をつくりあげた子もいました。

 

◆保護者向けプログラム:
今年は、KINA先生の水彩色えんぴつプログラム、JANI先生のバスボムづくり、ハーブティー講座を行いました。
水彩色えんぴつプログラムやバスボムづくりでは、子どもたちも楽しんでいるプログラムを体験していただき、ハーブディー講座では数種類のハーブティーをいれ、味わっていただきました。

 

夏の18日間、毎回子どもたちがいいところをキラリと見せてくれる瞬間があり、【Enjoy!】している表情を見せてくれる瞬間があり、私たちにとっても、サポーターにとっても楽しみと学びの多い時間を過ごすことができたのではないかと思っております。

Facebooにも紹介させていただきましたが、初めてご協力いただいたサポータ―の方から

「勝手にハードルあげてました。
障害がある子と関わることは特別なこと、難しいことと思っていましたが、実際過ごしてみたら、普段接している同年代の子どもたちと大きく変わることはないんだということがわかりました。」

という感想をいただきました。
どんな子どもでも、いろんな場面で見せるすてきなところがあり、「こうしてみたいな」という気持ちがあり、時折とびっきりの笑顔を見せてくれます。
このサポーターの方の言葉を聞いて、私たち自身も「障害がある子と関わることは特別なこと」とハードルを上げてしまうのではなく、障害のある、なしに関わらず、その子の参加してみたいという気持ちを大切にして、子どもたちへ多様な体験の場を保障していきたいと改めて思いました。
市民先生の皆様、サポーターの皆様、関係者の皆様、多くの方にご協力いただき、このような夏の18日間を過ごすことができました。
今回、ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

また、日中一時支援事業は月に1度の土曜支援事業とともに、今年度は冬期、春期も行っていく予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アート2014

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