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【音楽】地元港区でサントリーホール室内楽演奏会開催!

こんばんは。
アフタースクール5号です。
本日は、
赤坂・青山子ども中高生共育事業にて、
クラシックの聖地サントリーホール協力のもと、
”クラシック音楽”を楽しむプログラムを実施しました!
港区赤坂にあるサントリーホールが、
地元港区の小学生のみを対象にした、大変貴重なプログラム!
参加者は港区の小学1、2年生20名。
保護者の方々も大変関心をお持ちで、
ほとんどのご家庭が家族での参加です!
本日の先生はサントリーホール室内楽アカデミーから、
ヴァイオリンの小林さん、ピアノの今井さん、チェロの内田さん。
ピアノ三重奏でございます。
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まずはエルガー作曲の「愛の挨拶」でご挨拶。
区民センターの多目的ホールが、
一瞬でコンサートホールに変わりました。
ご覧頂けるように、
演奏家と参加者が至近距離で、
コミュニケーションをとりながら楽しめるのが
室内楽のよさ。
目の前でプロの演奏家の指使いが見られるなんて、
本当に贅沢です。
「みんなピアノの中がどんな風になっているか知ってる?」
そう言って子どもたちを集め、音の仕組みを解説。
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それから「ヴァイオリンはどれほど高い音が出るでしょう?」
「チェロはどれほど低い音が出るでしょう?」
と対話形式でプログラムが進みます。
これこそが室内楽の良さ。
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それから、本日は動物をテーマにした音楽を披露。
「曲から想像してみましょう」ということで、
ショパンの曲を演奏していただきました。
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「さあどんな動物がどんなことをしていたように感じましたか?」
と小林さんが問いかけると、
「子犬!」と答える子。
「じゃあ子犬がどんな様子かな?」
さらに問いかけは続きます。
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「走り回ってる感じ!」
「これは「子犬のワルツ」といって、
子犬が自分のしっぽを追っかけてくるくる回っている様子を表現した曲です!」
「それでは次はどうかな?湖にどんな動物がいるでしょうか。」
と言って次の曲を演奏していただきました。
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「アヒル!」「白鳥!」など、子どもたちからはいろいろな意見が出てきました!
こちらはサン=サーンスの「白鳥」という曲でした。
このように先生方が、
クラシック音楽の楽しみ方の様々な側面を紹介してくださり、
より身近なフックを仕掛けてくださることで、
子どもたちは音楽がより身近にあるようにイメージできるのです。
それから次はコルサコフの「クマンバチの飛行」。
後半は曲の雰囲気を子どもたちに感じてもらいます。
「音楽は明るいものと暗いものを表現することができます。
これから弾くのはどちらか、想像しながら聴いてください。」
そう言って始まったのがクライスラーの「シンコペーション」。
「明るいと思った人??」
「暗いと思った人??」
それぞれ手が挙がります。
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保護者の方々も一緒に参加してくださいます!!
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同じ曲であってもそれぞれによって感じ方が違うのですね。
カザルスの「鳥の歌」、ビュッシーの「美しき夕暮れ」と演奏してくださり、
「明るくも暗く感じる曲ではどんなことを想像したかな?」と聞いてみると、
「夕焼け!」
「おうち!」と答える子も。
非常に意味深です。
最後にベートーヴェンの「街の歌」第3楽章。
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クラシック音楽に溢れた1時間が終了しました。
帰り際に、
参加してくれた子が恥ずかしそうに「ありがとうございました」
と丁寧に先生方に御礼を言っている姿が印象的でした。
”クラシック音楽”というと一見、
高尚で現実の世界とは少々距離があるように感じてしまいます。
ところが素晴らしい演奏家の方が、
室内楽のように近距離で音楽の楽しみ方を教えてくださることで、
子どもたちは音楽との距離感を掴めるようになってきます。
今回は子どもたちに、
そんなクラシック音楽を楽しむ種を植えてくださいました!
今回小1、2年生にも解るように、
一生懸命皆さんがご準備くださいました。
小林さん、今井さん、内田さん、本当にありがとうございました!
次回は今月末!
今度は小学校中学年〜中学生対象になります。
お楽しみに!
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