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【ジョアニークラブ】一緒の時間を過ごすということ

聖心女子学院ジョアニークラブの石井です。

今年の夏は体に危険を及ぼすほどの猛暑日や天候不良が続いており、色々と不安の中でお過ごしの方も多いかと思います。
「来たら一杯、帰る時一杯」。標語のような水分補給の習慣も瞬く間に浸透しました。
そんな配慮することが多いこの夏ですが、子ども達は今この瞬間をめいっぱい楽しんでいます。

夏休み期間中、各アフタースクールは朝から開室しているので、一緒に過ごす時間が長くなる分、色んな関わりを目にします。

ジョアニークラブではこんな素敵な様子が。


『お手伝い(教室の掃除や整理整頓)の時間』に本の整理を行う下級生と上級生。
お姉さんはちゃんと下級生の様子を見ながら進めてくれていたね。


同じお名前同士、いつの間にか仲良くなったね。


「1年生にあやとり教えてあげていたの?ありがとう。」
「“教えて”たんじゃないよ。一緒に遊んでたんだよ。」


「みんなが楽しく食べることが出来るようにはどうしたらいいかな?」
お約束を考えて挑んだ『流しそうめん』。
みんなで同じ夏の思い出が出来たね。

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人と関わることは、親しくなければ気を使わなきゃいけなかったり、逆に距離が近すぎると心がもやもやしたり…、時に楽しいことばかりではないかもしれません。
でも、その中で学ぶことは沢山あり、勇気を出して乗り越えたり、別の関わりに助けられたりしながら人の心は育っていくのではないかと思います。

必ずしも誰かと一緒でなくてもいいのです。
一人で過ごしたい時は、それもいい。
でも、必ず大切な誰かが居るのがアフタースクールです。
アフタースクールの中には、それぞれの体温というか、人の温かさがいつも溢れています。

以前、ジョアニークラブがどんな場所でありたいか、雰囲気や目指すものを考えていた時に、一緒に働くスタッフから頂いた言葉が今でも強く残っています。
“ここにはもう既に素敵なものや人が沢山集まっているから、それに気付いて感動してほしい”

誰かと一緒の時間を過ごす中で
相手を知り、自分を知る。

誰かと一緒の時間を過ごす中で
好きなものに出会えた。

誰かと一緒の時間を過ごす中で
同じことで一緒に笑った。

そういった経験の一つ一つが心を動かし、また一歩、前に踏み出せる力になっていくのではないかと私は信じています。

文:聖心女子学院初等科ジョアニークラブ/石井

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