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【被災地支援】復興アントレプレナー2017-2018 in 大槌・釜石編 完結編

2018年3月20日 スタッフブログ

こんにちは、アフタースクールの篠崎です。

これまで3回に渡ってお伝えしてきました復興アントレプレナー2017-2018in大槌・釜石編もいよいよ最終回になりました!

起業とは何かということから学び自分たちで商品の選定や仕入れを行ってきた大槌の子どもたちが、六本木ヒルズのマルシェに出店する本番当日の様子をお伝えいたします。

朝8時。前日に東京入りしていた子どもたちが会場に集合しました。
マルシェは10時からということで、会場に着いたら早速お店作りをします。

各チームお店作りに取り掛かります。

商品を陳列する木の棚を組み立てて……、

さらに木箱を使いながら見やすい手に取りやすい陳列方法を考えていきます。

前回作った商品のポップやお店の看板もここで登場!

ポップや看板があると一気にお店らしくなります。
一押しの商品を目立たせるために何度も商品を並べなおしたりポップの位置を調整したりしていました。

各チームのお店の仕上がりを見てみると……

下の陳列は木箱で高さを出したり、ポップや看板の色を統一したりと各チームで工夫が見られました!

マルシェ開始前に各チームの店長は、店長会議にも出席しました。店長会議では他の出店している店長さんに対してお店のおすすめ商品を説明して、お店の紹介をそれぞれ行いました。

そして、いよいよマルシェ開店の10時。子どもたちのお店も開店です!!!

お客さんが来るのか最初はそわそわしてお店に立っている子どもたちでしたが、次第に人通りが増えてお客さんがお店の前を通って足を止めてくれるようになりました。

子どもたちは初めての接客に緊張している様子。

とりあえず「こんにちは~!」とあいさつするもののそこからの会話になかなか踏み出せません。

でも、勇気を出してお客さんに声をかけて商品のおすすめをしてみます。

自分がおすすめした商品を買ってもらえるとうれしいもの。買ってくれたお客さんには感謝の気持ちを込めて商品をお渡しします。

さあこの調子でどんどんお客さんに声をかけておすすめしていきましょう!
緊張していた表情もだんだんと、自然な笑顔に。接客において大切な笑顔。いい笑顔で接客していました。

お金のやりとりをするのも仕事のひとつ。こうしたお金のやりとりをするのも子どもたちは初めてということで、最初はお客さんからお金をもらってあたふたしていました。

しかし次第におつりの計算に間違いがないようにしっかり確認してスムーズなお会計ができるようになっていました。

お昼すぎには開店当初に比べると人通りも増え、マルシェはたくさんの人でにぎわうように。
おすすめの仕方や陳列の仕方を、商品の売れ行きを見ながら調整して、できるだけ多くの商品を売れるように工夫します。マルシェ終了の14時まであと少し。各チームともにラストスパートに入ります。
こちらのチームは売り切るために値下げを始めました。

お客さんへの商品の説明にも熱が入ります。

マルシェは14時で終了。みんな最後まで諦めずに頑張りました!マルシェの片付けをして次のプログラムへ。

続いては、今日の振り返りをするために今回のプログラムを全面的に支援して下さっているバークレイズ証券会社の本社オフィスへと移動します。
六本木のビル街をみんなでテクテク…。


徒歩15分ほどで六本木ヒルズ森タワーにあるバークレイズ証券会社本社オフィスに到着です。

さすが六本木ヒルズにあるオフィス、エントランスからカッコいい!!
ドキドキしながらゲートを通ってオフィスにお邪魔します。

会議室に着くと、バークレイズの江良様からマルシェを頑張った子どもたちにおやつの差し入れが!
おいしそうなタルトと飲みものを差し入れして下さいました。ひとまず、甘いものを食べて休憩タイムです。

甘いものに癒されたところで、今日の振り返りに入ります。
今回出店した5チームの売り上げはどうなったのでしょうか。ドキドキの結果発表です。
今回、利益を出したチームは3チーム!
1位のチームはチーム蓬莱島でした。おめでとうございます!

利益分のお金はバークレイズの江良様から渡していただきました。

実は厳しい戦いとなったチームもあり、思うように利益が出せずマイナスとなってしまったチームもありました。しかし、どのチームも商品を少しでも多く売るために最後まで諦めずに頑張りました。

チームごとに振り返りの時間を設け、話し合ったことを店長に発表してもらいました。

「チームで協力してできた」、「価格を上げすぎて利益が思うように出なかった」、「売れる商品を見極めるのが難しかった」などそれぞれマルシェをやってみて良かったことと反省を発表してくれました。この振り返りを別の機会で活かせるといいですね。

振り返りの後はバークレイズ本社のオフィス見学をさせてもらいました。
パソコンがたくさん並ぶデスクや、東京を一望できるオフィスからの眺めに子どもたちは大盛り上がり。

オフィスを満喫しました!最後にみんなで集合写真をパシャリ!

これにて全4回に渡る復興アントレプレナー2017-2018in大槌・釜石編は終了です!参加してくれた皆様、本当にお疲れ様でした!
起業について学ぶことも、商品の仕入れも、接客も何もかも初めてだった子どもたちが、最終日に堂々と自分たちのお店に立つ姿を見ることができました。これまで子どもたちと一緒にプログラムを見させていただきましたが、最終日の子どもたちの姿には、短いながらにも成長を感じることできたと感じています。

東日本大震災から7年が経った今、被災地の抱える問題はより複雑になっているのにも関わらず、時間の経過とともに被災地の問題が私たちのなかでどこか意識の隅に追いやられている瞬間が増えたように思います。しかし、子どもたちは被災地の問題の下で日々を生きていることを忘れてはならないと思います。そんな被災地のために、子どもたちにのために私たちが何ができるのかまだまだ考えなければならないでしょう。

今回の復興アントレプレナーでの経験が、大槌の子どもたちに何かきっかけを与えられ、活力となるようなものであったら嬉しい限りです。

最後になりましたが、全面的に支援してくださったバークレイズ証券会社様、現地のコーディネートをして下さったおらが大槌夢広場様、参加してくれた大槌の子どもたち、出店させてくださったヒルズマルシェ様に心より感謝申し上げます!本当にありがとうございました。

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