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【韓国レポート1】超学歴社会

研修

アフタースクール2号です。

先日行ってまいりました韓国レポート第1弾です。

概要は以下であります。

日程

2013/3/28(木)~3/30(土) 2泊3日
訪問場所
◇YBM社(韓国版ベネッセ。出版、語学学校、語学試験、オンライン教育などを手がける、韓国国内最大の英語教育企業。過去50年間韓国教育をリード。後に出てくる韓国外国人学校、SUYU英語村等運営。)
◇インターナショナルスクール(韓国外国人学校KIS)
◇SUYU英語村
この、SUYU英語村というのが
「さまざまな体験ができる施設で英語のみ使用可能」
という、韓国で複数箇所展開され、注目されている場所なのです。

今回は英語を通して、韓国の教育事情を調べて参りました。
もちろん、放課後の話も聞いてまいりました。

まずは、韓国の教育の基礎情報をまとめてみますと、

<学校教育について>

・大学受験が将来を決める(超学歴社会)
 *国語・算数・英語が特に重要
 *進学率のよい高校が人気、その高校のまわりの地価が上昇
・いい大学がいい就職に直結、ただし大学卒就職率が50%と厳しい
・義務教育は18歳まで、小中高での部活は存在しない
・小中高校受験はない、成績で進学先決まる
 *私立はごくわずか存在、ただし試験ではなく抽選
<私教育について> *私教育とは、学校教育以外の教育

・超学歴社会を受け、近年過剰な塾・習い事通い、親がそこにかける費用も高騰
・その代表が「英語」や「英会話」
・私教育への出費が平均8000円~10000円/月
 *都市部はさらに高額
 *英語で高額なところだと15000円/月のところも
 *みえっぱりな親が多いという国民性も関係
・土日は塾・習い事は休み
ということになります。

注目すべきは、

・小中高の受験はない
・しかし学校教育以外の教育に大変熱心な親が多い
・その背景は、「大卒の就職率50%」であること
・韓国経済の輸出および輸入への依存度が非常に高い
(グローバル化は避けられない=英語の必要性)

であるということです。

いろいろな方に話を聞くと、
「私教育にたくさんお金を使うことは必ずしも良くないが、国の事情から仕方がない」
という感情があるようです。

いずれにしろ、韓国は以上のような事情から日本以上の“超高学歴社会”
となっています。

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